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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

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伊藤國男作の馬のブロンズ像を買い取りさせていただきました

伊藤國男 馬のブロンズ像 昭和16年 興亜馬事大会
文字通りに馬の彫刻制作にその一生を・すべてを捧げたという伊藤國男の、小ぶりながらも躍動感に満ちた駈ける馬の姿を捉えたブロンズ像です。
幅25センチ、高さ20センチほどのサイズで、昭和16(1931)年に日本馬事会(現在の日本馬事協会~令和元年の今年が設立70周年~の前身)により催された『興亜馬事大会』に際して記念制作されたものと推察されます。現在、同氏の彫像作品として目にするのは、静止した馬の像が多いのですが、本作品にはもしかすると比較的稀少な、例外的に動的な作品として、高い価値と評価が与えられるかもしれません。尤も、今日では入手困難な『馬 伊藤國男の彫塑』(1968年刊)という書籍には、こうした自由闊達に飛び跳ねるかの如くに動き回る馬たちを含めた、彼の素晴らしい作品群が多数掲載されているようなので、単にめぐりあわせ的なものに過ぎないのかもしれませんけれど。
前の戦中頃までは、馬は重要な移動・輸送の道具・手段として、今日の我々~競馬の競走馬くらいしか思い浮かばない~には想像も及ばぬくらいに実生活に密接に係わりを持っていた筈(戦前には常時100万頭くらい国内にいたそうです)。そんな時代の真っ只中にあったとはいえ、伊藤國男は戦争で死んだ馬たちを偲び鎮魂する戦歿馬慰霊像を自費で制作し靖国神社に奉献した(昭和33年建立)といいますから、その人並外れた馬への愛情・執着の強さ・深さが分かります。作られ八十有余年経ち汚れ・黒ずみ・錆等に覆われております当作品からも、彼の馬への情熱がひしひしと伝わって参ります。近々にヤフオク!に出品予定です。

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