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骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

現在の勲章 防衛功労章 第三・四・五級3点を武蔵野市にて買い取り致しました

防衛省 防衛功労章 第三・四・五級3点
防衛省から自衛官・自衛隊員に授与される現行の功労表彰賞詞の副賞とされます記念章、勲章である、防衛功労章を3種類、買い取りさせていただきました。
縦長の形をした旭光の中心に楕円形の珠玉が埋め込まれ、その周りを4つの桜花が上下左右に囲んでいる図様なのは、サイズがミリ単位で違っている(等級下るに従いダウンサイジングされる)ものの、3点とも共通であります。珠玉の色が別々で、、3級が紺、4級が黄、5級が藍色となります。なお今回は、一番上級の3級のものだけが、リボン/綬が無い・吊るし穴の付いていないタイプになっていました(したがって上下が不明)。
小ネタといたしましては、この功労賞のランクは全部で6等級あって、最上クラスの特別防衛功労章はいまだかつて受賞者が出ていない!ということです。なお次位の1級もこれまでのところ受賞者は僅かに2名だけということで、超レアですね。また似た名前のもので防衛記念章がありますが、それは現役の自衛官が制服に着用する略綬式の徽章でして、当防衛功労章とは異なり終身保有は出来ないということです。
3つとも箱共々状態は頗る良好ですが、付属品(略綬など)が欠けているのが惜しまれます。現代ものであるにも拘らず、市場では存外と人気がある様子が窺えます、次週のヤフオク!に個別で出品の予定ですのでどうぞお楽しみに。

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info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
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武蔵野市にて伊勢崎淳の角花生を買取させて頂きました。

伊勢崎淳

武蔵野市にて伊勢崎淳の角花生を買取させて頂きました。

1936年、伊勢崎陽山の次男として、岡山県備前市伊部に生まれる。同じく陶芸家の伊勢﨑満は兄。

2004年に人芸国宝に認定されます。

伊勢崎淳は、伝統的な備前焼も多く手掛けましたが、前衛的な作品も手掛けています。

備前焼は、釉薬や絵付けを使用しないので、前衛的な作品に仕上げるには苦労があったかと思いますが、

備前の土だからこそできる味や美しさ見て取れます

そこには伊勢崎淳の備前焼への飽くなき探究心があったのだと思います。

伊勢崎淳は、後進の育成にも力を入れ、竹中健次氏や隠崎隆一氏などを育てました。

 

今回、買取させて頂きた品は造形的な印象の花器。

緋襷の名人だけあり、美しい緋襷が楽しめます。

今月中にヤフオク出品予定です。お楽しみに。

 

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人間国宝 小川善三郎の博多織献上帯を中野区にて買い取り致しました

人間国宝 小川善三郎謹製 博多織献上帯 白共三献立名古屋帯
近代の博多織の名匠で、人間国宝に認定された小川善三郎 (1900~1983) による絹織物の白帯を先頃買い取りさせていただいております。
博多織職人の家に生まれた善三郎は修行と研鑽を重ね、あくまで高機(たかばた)を用いた手織りによる博多織の研究と作成に終生没頭、多様複雑な紋織を自在にこなす技術を持ちながらも、献上一筋に道を究め、ついには1971年に重要無形文化財「献上博多織」の保持者として認定されました。
ここでいう「献上」とは、黒田長政が筑前を治めるようになった1600年以降、幕府への献上品として選定された博多織に用いられることになった定格の図柄、文様のことを指します。煩悩を打ち砕くとされる法器・仏具である「独鈷(とっこ)」と、仏を供養する際に散布する花を収める皿「華皿」の、連続した結合紋様と、間隔に縞模様を配したものです。

人間国宝 小川善三郎謹製 献上博多織 白共三献立名古屋帯_alt
今回仕入れさせていただいたこの白い女帯も模様は上記の定格様式に倣ったものであり、どうやら善三郎がその最晩年(1982年)に生み出した、白共三献立名古屋帯と呼ばれる作品と思われます。三献立とは、既述した独鈷と華皿の連続文様が合わせて3本入ってことを意味します。金銀糸が使われ色彩バリエーション豊かな五色献上に抗うように、地も文様も共に白いという意表を突いたものですが、光の当たり具合で光沢の質感に差が生じて文様が浮かび上がり、清冽で澄明なる美しさを放つのです。このような名人技を世を去るの前にして発揮するというのは、彼がいかに深く博多織の研究に身を捧げていたかを強く印象付けます。
惜しむらくは保存状態に些か難がある事(全体的な黄ばみと点在する染みが認められる)、加えて証紙も失われてしまっております。それでもおそらく福岡県立美術館の所蔵品と同じものと思われ、格調の高い作品であることに揺るぎは無いと申せましょう。

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創業八百年釣瓶鮨弥助が配った手拭「義経千本桜鮨屋之段」を杉並区にて買い取り致しました

義経千本桜鮨屋之段 釣瓶鮨弥助 宣伝手拭い
珍品のご紹介です。時代が定かではありませんが(わざわざ大和國とあるので相当古そう)、当代が49代目になるという800年以上もの長きにわたって暖簾を繋いで来た奈良県吉野の鮨(鮓)屋、釣瓶鮨弥助が、販促・宣伝用に配ったと思われます手拭いを買い取りさせていただいております。
海無しの奈良で鮨? ここでいうスシとは、吉野川などで捕れた鮎を使った熟れ寿司(なれずし)を指すようです。塩漬けした魚とご飯を交互に重ねて桶の中で醗酵させた大昔の一種の保存食で、江戸前握り寿司とは似て非なるもの、ある意味対極にある食べ物でしょう。
さて手拭いには、この「つるべすし弥助」が舞台となった「義経千本桜 鮨屋之段」が宣材として用いられています。浄瑠璃・歌舞伎の演目として著名なこの作品の三段目のひと幕である鮨屋之段は、場面転換が激しく非常に起伏に富んだ挿話で、容易には内容をご説明し切れませんが、源氏による平家追討に敗れ都落ちした平家一門の主家筋である平維盛を巡って巻き起こる因果応報の悲劇と鮨屋の家族の愛憎劇が入り組んだものとでも申し上げておきましょう。
ところで物語終いでは鮨屋の男連中は揃って居なくなってしまう ~重盛(清盛嫡男で維盛の父)に恩義のある店主の弥左衛門は維盛の妻子の旅立ちにお供して出奔、かき回し役を演じた息子で無頼漢の権太は怒り狂った父の刃に斃れてしまうし、弥助の名で下男として匿われていた維盛は頼朝の温情・放免を受けて出家する~ のですが、この後鮨屋の運営はどうなったのか気になります。弥助=維盛との結婚を夢見たものの身を引いた娘のお里が良い婿を見つけることが出来たのでしょうか。そりゃまぁフィクション(維盛が生き延びていたこと自体が虚構であろう)ですからノープロブレムと言われればまことにそれ迄でありますけれど。

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杉並区にて黒木国昭の作品を買取させて頂きました。

黒木国昭

杉並区にて黒木国昭の作品を買取させて頂きました

黒木国昭は、切子なども有名ですが、ガラスに金箔・プラチナ箔を用い蒔絵のような作品「光琳」も代名詞の一つです。

1991年には国の卓越技能者「現代の名工」受賞、日本以外にもパリ平和芸術祭大賞受賞など、世界で活躍します。

受賞歴

1991
・国の卓越技能者「現代の名工」受賞
1995
・パリ平和芸術祭大賞受賞
1996
・ローマ国際美術博覧会
1998
・日露現代芸術際 ’98トレチャコフ美術館賞
・モスクワ市長賞
2002
・ロサンゼルスジャパン
・エキスポ2002世界芸術文化功労賞受賞
2004
・宮崎県文化賞受賞
・須木村名誉村民受賞
2006
・春の褒章 黄綬褒章受章
2019
・日本観光振興協会九州支部より観光事業功労者表彰
現在では、宮崎県綾町に工房を構え自然とガラスに向き合いながら、
我々が感動するような作品を制作しています。
この作品は、今月ヤフオク出品予定です。
おたのしみに。

 


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