TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

マヨリカ [マジョルカ] 焼きの壺を慈光店で販売しております。

マヨリカ [マジョルカ] 焼の両取っ手付き壺
高さ30cm弱ながらなかなかどうして存在感のありますマヨリカ [マジョルカ] 焼きの両取っ手付き壺を店頭にて販売いたしております。
ルネサンス期のイタリアで生まれ、15世紀に最盛期を迎えた錫釉陶器であるマヨリカ焼きは、その釉薬の効果から生じます絵付けの鮮やかな発色と艶やか光沢~フレスコ画を髣髴とさせる~で際立っております。そして、源流と申すべき、北アフリカ⇒イベリア半島のムスリムであるムーア人の陶工の手になる作品群から強く影響を受けていたと思われ、どこかオリエンタルな風情を醸し、今回ご紹介しました壺にもそうした特徴が窺われます。
ところでイタリア製なのに何故スペイン東側の島の名前がついているのかが奇妙でありますが、中世において同島が、バレンシア地方からイタリアへとムーア人様式の陶器を移送する主要な中継地であったことに由来するとされます。こんなところにも、「暗黒」の中世から脱して近世に文明復興を遂げるヨーロッパが、中国と並びイスラム世界からいかに多くの文化・文物を(再)吸収していたのか、その一端が垣間見えるようです。
本品の底には、”Ceramica Maiolicana” と刻まれておりますのみで、精確な産地・製造時期は不明です。それでも、流石にルネサンス期にまで遡ることは無いにしても、存外古いものなのではなかろうかと思われますが、いかがでしょうか。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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武蔵野市にて篠田桃紅のリトグラフを買取させて頂きました。

篠田桃紅

武蔵野市にて篠田桃紅のリトグラフを買取させて頂きました。

篠田桃紅

1913年 中国、大連生まれ。

5歳の時に、父に書を教わり、以後独学で書を極めます。

戦後、文字を解体し書で抽象画を描き始め、海外などで古典を開催。

1974年、増上寺(東京)大本堂、ロビーのために壁画を、道場のために襖絵を、エレベータ内部のためにステンレスエッチングを制作します。

激しい筆致はやがて叙情性をたたえ、

80年代から90年代にかけては、線はより洗練された間を構成していきました。

その後も、精力的に活動しエッセイなども出版しベストセラーにもなりました。

近年ではリトグラフも手掛けました。

 

代表作の数々は世界各地の美術館等に所蔵されています。

日本を飛び越え、世界各地で絶賛された篠田桃紅は、

2021年3月1日、老衰のため東京都青梅市の病院で死去。

 

今回買取させて頂きましたリトグラフは、ヤフオク出品予定です。

お見逃し無く。

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岡山県の伝統的工芸品 高田硯を杉並区にて買い取りさせていただきました

銘石 髙田硯 岡山県勝山特産 石真 中島硯店
先般の大きな雄勝硯に続きまして、本日ご紹介しますのは、岡山県美作の特産銘石から作られます高田硯、別名「神庭硯」です。
岡山県真庭市勝山地域(旧真庭郡勝山町)にあります名瀑 「神庭(かんば)の滝」 近くの山中で採れる高田石を原材料とし、彫刻と研磨はもちろん手作業、黒漆で仕上げられ、高田硯として世に送り出されるとのこと。
歴史は上の雄勝硯に準ずる古さを誇り、室町時代中期、玄翁大和尚が勝山町を訪れ化生寺を建立開祖する際に、この硯石を発見し、高田石と命名したことに遡るといいます。
エピソードといたしましては、江戸の初期に、剣客・剣豪宮本武蔵が二刀流開眼に当たり書画道に精進した時期に、愛用した硯が高田硯だといわれます。もしやかの『五輪書』を書くのにも使われたのでしょうか?
そして昭和の天皇皇后両陛下に献上されているということも特筆されましょう。鋒鋩はやや細かいらしいですが、中庸さが発揮された硯としての機能の優秀さが窺えるといえそうです。
今回のほぼ正円形の高田硯は、裏面に銘刻があるように、「石真 中島硯店」謹製のもの。こちらの硯店は芸術品としてではなく実用品、道具として硯を取り扱うのをモットーとなさっているそうですが、どうしてどうして、職人らしい奥床しさ、謙遜に響きます。非常にシンプル、簡素な造作ながら、十分に美麗な一枚に仕上がっており、「銀糸」(一見傷のように見える白い線)という、高田石独特の紋様も認められるようですし、優れた伝統工芸品に値すると申せましょう。

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仏像、羅漢像、七福神を慈光店舗にて販売しております。

木彫り仏像 骨董 

 

慈光では、彫刻、ブロンズ像などのお買い取り、販売を行っております。

現在、慈光店舗にて、木彫り、陶器、陶磁器、銅器、様々な彫刻を販売しております。

木彫りの彫刻というと、阿吽像や、仁王像の様に迫力のあるものがありますが、こちらの木彫りの羅漢像、七福神、観音様は、非常にユニークな表情で、どこか愛着があります。

何体か揃うことで、動きや、ストーリーが演出できます。お気に入りのものが見つかるかもしれません。

木彫り 恵比寿 布袋 大黒

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松本慎三の肉筆水彩画 薔薇の絵 を店頭販売いたしております

松本慎三 薔薇 肉筆 水彩画 1930年
水彩画の巨匠のひとりとされます佐賀県生まれの松本慎三(1903~1980年)が1930年に描いた薔薇の絵を店頭販売いたしております。
同氏は、南薫造、真野紀太郎に師事し、その確かな描写力は三宅克己や小堀進と共に高い評価を得ています。日本水彩画会会員として知られ、1980年に没しました。なおご子息に日本画家の松本勝がおられます。
流石に額装は1930年当時のものではなく後年に換装されておると推測されますが、水彩画としては保存状態も上々ですし、8号相当の手頃な大きさ、花自体も背景も白を基調として涼しげでして、これから本格化するじめじめ、むしむしと鬱陶しい陽気の時節に清涼感をもたらしてくれそうな一枚ではないでしょうか?

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