世田谷区にて中国書道家、王羲之と顔真卿の拓本を買取させて頂きました。
書聖と言われた王羲之
東普)317年 – 420年の頃、書の世界で楷書・草書・行書などが生まれました。
そして、書の表現の中に人間の喜怒哀楽の感情を持ち込んだ,その最初の人が王羲之と言われています。
買い取りさせて頂きました品は。王羲之が草書で書いた手紙「十七帖」
最初の手紙が「十七日先書」と始まっているので「十七帖」とよばれています。
顔真卿は、今年はじめに東京都国立博物館で「顔真卿 王羲之を超えた名筆」が記憶に新しいと思います。
顔真卿の字形は当時標準とされた楷書とは異なり、正統的な王羲之以来の楷書の伝統を破壊するものであったため、賛否があったそうです。
顔真卿の影響を受けた書家には、空海などがいます。
明朝体なども、顔真卿(がんしんけい)の書をヒントに明朝体は作られたと噂されています。
題名が一部剥がれているのでわかりませんが真卿55歳の時の書『争座位帖』でしょうか
『争座位帖』は『祭姪文稿』、『祭伯文稿』とともに「顔真卿の三稿」の一つとされています。
書の世界も奥深いですね。
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