TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

筒井廣明作の紫陽茶碗を店頭販売中です

筒井廣明 紫陽茶碗
長野県の出身で、安曇野穂高に窯を構える現役の陶芸家 筒井廣明の紫陽茶碗を、弊社店頭ならびにヤフーショッピングにおいて販売いたしております。
筒井氏は1951年の生まれで、初め石川県で九谷焼を修行し、1976年から京都にて清水卯一(1926~2004; 鉄釉陶器における人間国宝)と川瀬満之(1933~)という陶芸界の巨匠に師事し腕を磨き、1978年以降様々な賞を受賞、作品が伊勢神宮やロサンゼルスLACMA美術館に収蔵される、評価の高い作家です。
幻想的な色合いとほのかな陰翳とが魅力的な薄い紫色の本作は、筒井氏が何時からか(2000年代以降?)熱心に追求するようになった、葆光彩磁の技術、手法を部分的に採用した茶碗ではないのでしょうか。日本の近代陶芸のパイオニアであり、陶芸家として初めて文化勲章を受章した板谷波山(いたや はざん 1872~1963)が独自に創出したとされます葆光彩磁とは、薄肉彫りによる微細な光と影、彩色の濃淡による遠近感、葆光釉(艶消し効果がある)による淡い光、これら三者が三位一体を成し独特な深みのある味わいを生み出す陶磁器です。
筒井廣明 紫陽茶碗 内側
本作では彫はおろか図柄、文様すら描かれておらず、箱書に言及が無いように葆光彩磁そのものには当たらないでしょう。ただ朧げな光を発しふんわりとしたその表面の在り様には、葆光釉の効果が顕われている気がします。そして貫入によって生ずる模様を(計算ずくで?)花弁に見立て、紫陽碗と命名されたと想像します。なお貫入は二重貫入(清水卯一が得意とした)ではないようなので、あまり複雑さは伴いませんが、全体に薄ぼんやりした色と反射光が模様と相俟って雨に濡れた紫陽花のイメージに繋がって来るようではありませんか。
「葆光」というタームには恥かしながら初めて出合いましたが、なんでも『荘子』の「齊物論」に登場する言葉で、一種の究極無限の境地を意味するとのこと、哲学的な深遠な意味合いが込められている陶芸装飾技法ということになるのでしょう。

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(有)アンティーク・ネット慈光
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4月4日ヤフオク終了!!切符など

東京市電気局 軟券

0749 戦前 東京市電気局 軟券 使用済 駅名無 25点まとめて 切符 乗車券 裏面ブランク14枚/乗換券7枚/回数乗車券4冊 バス 市電 鉄道

2021.04.04(日)21:07

伝統こけし 土湯系

0716 伝統こけし 土湯系 二代目佐久間虎吉・渡辺忠蔵 作蔵型・西山憲一 3本まとめて

2021.04.04(日)21:18

伝統こけし 作並系

0734 伝統こけし 作並系 平賀輝幸・謙次郎(孫と祖父)2本まとめて

2021.04.04(日)21:24

人間国宝 三代 徳田八十吉(正彦)染付 栗之絵皿

1766 人間国宝 三代 徳田八十吉(正彦)染付 栗之絵皿 飾り皿 直径23センチ 陶磁器

2021.04.04(日)21:32

東京市電気局 軟券2

0746 戦前 東京市電気局 軟券 乗換券 乗車券 切符 使用済 80枚(セットB)駅名無し 裏面広告・注意書など バス 市電 鉄道 路面電車

2021.04.04(日)21:51

万国・世界の使用済切手コレクション
0744 万国・世界の使用済切手コレクション 欧州 米国 アジア各国 おおよそ1300枚 アルバム3冊分+まとめて
2021.04.04(日)21:51

4月4日終了分を数点紹介させて頂きました。

この他にも切符・陶磁器・絵画など

出品しております、お見逃しなく

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中村宗悦 銀箔菖蒲絵の中棗をヤフーショッピングで販売しています。

中村宗悦 銀箔菖蒲絵 中棗 y-198

慈光ヤフーショッピング 中村宗悦 銀箔菖蒲絵 中棗 y-198

慈光では、茶道具のお買い取り、販売を行っております。

今回ご紹介する品物は、中村光悦の銀箔菖蒲絵の棗です。中村光悦は、石川県生まれ(1932年)の漆芸家です。父親からきゅう漆という古くからの技法を習いました。以後、全国の漆器展で受賞しました。中尾宗和にしどうを受け茶道も嗜みました。中村宗悦の作品は季節感が非常に良く出ている作品が多いです。棗だけにとどまらず。茶入れ、茶杓、香合、煙草盆なども製作してしており、多才ぶりがうかがえます。

花菖蒲は、6月頃に花を咲かせ、日本で改良され、江戸時代に流行しました。紫を始め、白、桃、青、黄など様々あります。銀箔の棗は、涼しさも演出するので、これからの季節にはうってつけですね。

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店頭にて中里隆の作品を買取させて頂きました。

中里隆

店頭にて中里隆の作品を買取させて頂きました。

12代中里太郎衛門(無庵)の5男として生まれる。

兄は13代中里太郎右衛門、3男に中里重利がいます。

中里隆といえば唐津らしくない作品も多くなかでも南蛮唐津が有名です。

中里隆は小山富士夫の勧めで昭和四十六年から種子島に渡り、西之表で種子島焼を始めます。

種子島焼で焼〆を作り、中里隆自身も焼〆が性に合っていたようで、彼独自の唐津南蛮が誕生しました。

その後、唐津に戻りますが、唐津らしいものは作らず自分の思い描く唐津焼の作品を作っています。

中里隆は、「別冊炎芸術 陶芸家150人 2020年現代日本の精鋭たち」にも載っており、

お年を召されても、現代の陶芸を牽引する存在です。

買取させて頂きました唐津三島寿鉢は店頭にてお買い求め出来ます。

お近くをお寄りの際はぜひお越しください。

 

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九谷焼作家 三ツ井為吉 の色絵花鳥小壷を販売いたしております

九谷焼 三ツ井為吉 色絵花鳥小壷
現役の九谷焼作家、三ツ井為吉(三代、1935~)の手になります、色絵花鳥の小壷を、店頭にて販売中です。
内閣総理大臣表彰を受け、アメリカでの個展開催があるなど、その作品の評価は高く、伝統的な九谷焼の美の真髄を体現なさっています。
当品は、高さ15センチほどの、花瓶のようにも見えます、五彩手の絵付けが鮮やかな一品です。白背景が多めに取られている所為でもありましょうか、豪華さ、派手さが抑制されて感ぜられます。また、鳥が思い切り首を捻り曲げて、前方(右手の上・下)のではなくて尻尾の方の花を見つめているのが、何気に面白さを発しているようです。
色彩はもちろんですが、直截な骨描きによる図柄の明瞭さも見逃せませんし、加えて盛り上げ着彩がなされていて、いわば立体的な美と感触をも楽しめるのが特徴で、是非お手に取って賞美なさっていただきたいところです。

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