練馬区にて小泉癸巳男の復刻版画を買取させていただきました。
練馬区にて小泉癸巳男の復刻版画を買取させていただきました。
豊島区制施行60周年を記念して制作された復刻版画です。
版画は昭和大東京百図絵の第四十三景 豊島区・鬼子母神の榎並木です。
小泉癸巳男は昭和大東京百図絵をライフワークとし、戦前の焼野原になる前の東京を見ることができます。
氏は木版職人から版画家へと転身した稀有な作家で、生涯にわたり自画自刻自摺を丁寧に実践した版画家でした。
略歴
1893年(明治26)、静岡市生まれ。1909年(明治42)、上京し、日本水彩画会研究所に入り、戸張孤雁、織田一磨に師事した。
同校を3年で退学し、堀越貫一の彫版所に入り、恩地孝四郎や永瀬義郎の作品に触れ、1913年(大正2)年頃から木版画を始める。
1922年(大正11)、大河内信敬や早目泰とともに雑誌『君と僕』を創刊。1924年(大正13)、『木版画の彫り方と刷り方』を出版する。
1929年(昭和4)、春陽会版画部に出品するとともに、旭正秀らと『版画』を創刊する。代表作は「昭和東京百図絵」。1945年(昭和20)、死去。
近日、ヤフオク出品予定です。
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