盛秀太郎作・津軽系こけしを買い取らせて頂きました。
津軽系こけしの発祥地である黒石市温湯温泉出身の盛秀太郎(1895-1986)は、 大正から昭和時代のこけし作家です。
幼い頃から絵心があり、ねぶたの絵やアイヌ式の模様を基調として創意工夫し、独自のこけしを作り上げていきました。
素朴で愛らしい表情が特徴的ですが、胴体に凄い形相の達磨が描かれたこけしも作られています。
これは、秀太郎が青少年期の家庭的な逆境を乗りきったこと、壮年期に8人の子供のうち、4人と死別したこと、長男の事故による片腕切断、末子の突然の失明など、
不遇な中での祈りの気持ちからだとも言われています。
親交のあった板画の鬼才、故棟方志功画伯から「この国一番のこけしだ。」と賞賛され『秀太郎こけし』は全国で有名になりました。
昭和53年伝統こけし功労者として勲六等瑞宝章を受章しています。
盛秀太郎作・津軽系こけしはヤフオク出品予定です。
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