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奥山儀八郎の木版画 『能登新七尾八景』(1943年制作)をヤフオク!に出品中です

奥山儀八郎『能登新七尾八景』木版画 7枚 (1943年制作)
一般には商業広告版画家として、ニッカウヰスキーのポスター・ウイスキーラベルのデザインを木版画で制作したことで広く知られます奥山儀八郎(1907-1981)が、伝統版画技法に回帰・没頭した時期であると思われます1940年代、しかも戦中に八枚連作として出版した『能登新七尾八景』(1943年制作)を、ただいまヤフオク!に出品いたしております。
目下弊社が他にも出品中の「新版画」(必ずしも新技法や革新を伴ったものではない)の類型に連なるものといえる、西洋絵画やマンガ、アニメに慣れた現代日本人の眼からはむしろ懐かしさを覚えるのを抑え難い版画作品群となりましょう。
惜しむらくは今回は8枚揃いとは参らず、最終作と思われる「長浦街道の雨」を除いた7作のみでの出品となっていることですが、それでも8枚全作が国立美術館に収蔵されているこれらの秀作木版画をまとめて入手できる機会は滅多にないのではないかと。
1928年にニッケ(日本毛織株式会社; ニッカと紛らわしいw)の宣伝部の専属となったことから広告用創作版画家としてのキャリアをスタートした奥山氏が、何故伝統木版方式へのめり込んだのか、当時の戦争ムードや国家主義的風潮といった時代背景もあるのかもしれませんが、大いに気になるところです。なお1950年代以降は、習得した伝統技法を踏まえつつ、千葉の松戸の工房を開き(1954)、ゴッホやロートレックを扱うなど多種多様な制作を行う創作版画に主軸を移しています。

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