達磨の顔面一枚板木彫りを店頭にて販売いたしております
とてもユニークで迫力のあります、一枚板木彫りで制作された大きな達磨の顔面が店先に少し前から飾られております。
達磨こと菩提達磨は、インド(南天竺)から中国へ仏教を伝えた5世紀後半~6世紀初めの僧侶で、中国に禅宗を伝えたといわれます。
だるまと申せば、面壁九年の座禅によって手足が腐ってしまったという伝説がよく世に知られ、これに由来して 『福だるま』や、『目入れだるま』、『起き上がりこぼし』 といった、日本各地に様々な玩具としてのだるま、縁起物としてのだるまが存在して参りました。
今回ご紹介の丸い木彫像は顔面のみ、おとなで一抱えあろうかという巨大なもので、ギッと見開いた両目の視線の先を思わず追ってしまいます。惜しくも作者の銘などが一切無いものの、この異彩を放つ独特な佇まいはなかなか得難いものではないでしょうか。一般のご家庭で飾るのは難しいところでありましょうが、雰囲気の合う渋めのお店(和菓子系? 煎餅屋さん?)の店頭などに似合いそうな縁起物件と申せましょう。
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