浜口陽三「毛色玉」直筆サイン入銅版画、ヤフオク出品中です。

浜口陽三は２０世紀を代表する銅版画家の一人であり、銅版画の一種であるカラーメゾチントというを技法を世の中に復興させました。

黒と赤の濃淡が細やかに表現された作品を多く発表しており、彼の作品が持つ、独特の世界は多くの人を魅了しました。

出品中の作品は毛色玉をモチーフにしたもので、可愛さの中に底の見えない暗さを感じます。

状態も良いです。是非この機会にご検討ください。

略歴
1909年		和歌山県広川村に生まれる
1930年		東京美術学校（現東京藝術大学）彫刻科中退、パリに移住
1933年		サロン・ドートンヌに出品
1938年		パリで水彩画と版画の最初の個展開催
1953年		関野準一郎、駒井哲郎と共に日本銅版画家協会を創設
1954年		第１回現代日本美術展で「スペイン風油入れ」と「ジプシ－」が佳作賞受賞
1957年		第１回東京国際版画ビエンナーレで国立近代美術館賞受賞、第４回サンパウロビエンナーレ国際美術館　グランプリ受賞
1961年		第４回リュブリアナ国際版画ビエンナーレ　グランプリ受賞
1977年		第12回リュブリアナ国際版画ビエンナーレサラエボ美術アカデミー賞受賞
1982年		北カリフォルニア版画大賞展　グランプリ受賞
2000年		享年91歳