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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

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月岡芳年「黒田如水の儉」の浮世絵を中野区にて買取させて頂きました。

月岡芳年「黒田如水の儉」

月岡芳年「黒田如水の儉」の木版画を中野区にて買取させて頂きました。

月岡芳年(1839~92)は、幕末から明治時代前半にかけて活躍した浮世絵師です。

芳年は、衝撃的な無惨絵の描き手としても知られ、「血まみれ芳年」の二つ名でも呼ばれています。

作品も葛飾北斎に並んで多作で最後の浮世絵師とも言われています。

昭和世代は残虐なイメージが強く一般的な人には人気が無かったようです。

平成・令和となり再評価されるようになりました。

買取させて頂きました浮世絵は「黒田如水の儉」という題材のものになります。

おそらく錦絵修身談の挿絵かと思います。

状態は、経年があるため折れ・破れなどがありました。

慈光では、浮世絵の買取を行っております。

近日、ヤフオク出品予定です。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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中野区にて柿右衛門と今右衛門の作品を買取させて頂きました。

柿右衛門今右衛門

中野区にて柿右衛門と今右衛門の作品を買取させて頂きました。

主にヨーロッパの貴族や富裕層を魅了した酒井田柿右衛門。

国内で献上品として認められた今泉今右衛門。

 

柿右衛門は貴族や富裕層向けに輸出されましたが、西洋で磁器生産が始まると

徐々に衰退していきました。

後に11代柿右衛門そして12代柿右衛門と高級色絵磁器に情熱を燃やし、12代・13代柿右衛門が濁し手を復活させます。

この功績が高い評価を得て、重要無形文化財の総合指定を受けました。

 

今右衛門は日本で唯一献上品として認めらました。江戸中期まで反映しましたが鍋島藩の衰退とともに今右衛門も衰退していきました。

鍋島全盛の作風を取り戻そうと作陶を始めたのが十代今右衛門でした。

今右衛門は墨で描いた文様の上に染付して焼き、墨が焼き飛び文様が白く抜き出される「墨はじき」という技法を発展させています。

14代今右衛門は2014年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。。

両作品は近日ヤフオク出品予定です。

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袁世凱壹圓を中野区にて買取させて頂きました。

袁世凱台湾1円

袁世凱壹圓を中野区にて買取させて頂きました。

袁世凱壹圓銀貨は直径39mm,品位が0.89 中華民国3年(1914年)に製造された銀貨です。

袁世凱壹圓銀貨はエッジの違いにより10万超えをするものもございます。

その他、製造地が甘粛の場合もあります。

経年が有り状態が良いものとは言えませんが、状態が悪いものも買取を行っております。

慈光では、日本・中国以外の国の古銭も取り扱っております。

眠っている古銭がありましたら一度慈光に相談してみてください。

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125点の挿絵/版画が見事なダンテ『神曲』のイタリア語古書・原書(1817-1819)を買い取り致しました

ダンテ-神曲-フィレンツェ-アンコラ本-1817-1819年-4巻揃い [1]
ヨーロッパの文明復興=ルネサンスの先鞭をつけたひとりともいわれる13世紀末~14世紀初めのフィレンツェの詩人(且つ哲学者、政治家)ダンテ・アリギエーリの名前はどなたでもご存じでありましょうが、その(読まれざる)代表作『神曲』のイタリア語原書(La Divina Commedia di Dante Alighieri con tavole in rame 4vols 1817-1819)を買い取らせていただきました。
長辺が50センチになんなんとする大判でとても重い4冊揃いでして、フィレンツェにおいて1817~1819年に刷られた、アンコラ Ancora 版・本と通称されるもののようです。 (さらに…)

中野区にて 十三代今右衛門作 色鍋島緑地唐花文 水指 を買い取り致しました

十三代今右衛門 色鍋島緑地唐花文 水指
伊万里焼と並び称される佐賀の鍋島焼、この伝統を明治維新直後の混乱期に途絶えるのを阻止し再興させ更に現代的に深化させているのが歴代の今泉今右衛門となります。その十三代(1926~2001)の制作した水指(水差し)を買い取らせていただいております。
1989年に人間国宝に認定され、パリなど海外でも個展が催されるなど世界的にも認知された十三代は、染付吹墨と薄墨吹墨の技法を確立したことで知られ高く評価されております。それと共に、本作品でも窺われますように、自身の嗜好でもあった中東趣味を奥床しく図案・文様に取り入れている点が特筆されましょう。青の染付(文様)と上絵の緑、それ以外は僅かに白抜き部分(これが『墨はじき』によるものとなりましょうか)が覗くだけで、緑地技法が蓋と本体の全面に遺憾なく発揮されており、引き締まった洗練と高級感の満ちた器となっております。
和を代表する高級色絵磁器としての伝統と誇りは現十四代(1962~ こちらも人間国宝)が維持・継承、先代である亡き父の極めた技法に新たに「プラチナ彩」という自らの上絵技法を組み込むなど革新的でもあり、鍋島としての歴史・伝統との調和を図りながら焼物に於けます美の追求に余念が無いようです。

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