TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

舩木研兒の作品を各種買い取りさせていただいております

舩木研兒 楕円・角鉢
島根県の布志名の船木窯を中学中退し修行し継承した五代目舩木研兒の作品がまとまって入りましたのでご紹介申し上げます。
父である四代目道忠らが大正末期の民藝運動の中で着目し復興させたスリップウェア slipware (欧州などで古来の、泥漿 [でいしょう、水と粘土を適度な濃度に混ぜたもの] 状の化粧土で装飾するのが特徴的な陶器)を、地元の古来の伝統技法と融合させて独自の世界観を作品の中で展開したのが研兒氏。勿論、従来よりその作品が海外の諸美術館に収められるなど、高い評価を受けていらっしゃったのですが、90歳を超える今、俄かに人気・注目度が高まっている存在のようです。
ここで抜粋して掲げましたのは、浅めの鉢3点、左右が色違いでほぼ同形・同柄の角鉢(緑・黄釉藁描角鉢)、中央のがやや大きめの緑釉三彩楕円鉢となります。同様の作品が英国で公的にコレクション収蔵されていると聞いておりますので、研兒氏の代表作とも看做せる、その技術の粋が如実に表れたものでしょう、芸術性を感じさせる大胆な構図そして見事な色彩と艶に息を呑み魅入られます。お近くにお越しの際には店頭で実物をお確かめいただけるよう準備中であります。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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下賜品ボンボニエールを買取させて頂きました。

ボンボニエール

下賜品ボンボニエールを買取させて頂きました。

過去に何回かボンボニエールの紹介をさせて頂きましたが、

今回は種類も多く昭和3年昭和大礼大饗や鳳笙型の物など珍しいボンボニエールばかりです。

慈光では、皇室下賜品や銀製品などの買取を行っております。

ご自宅に眠っている物がございましたら相談してみてください。

ボンボニエールは来週からヤフオクに出品する予定です。

お楽しみに

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1980年代のヴィンテージ Zippo ジッポー ライター を買い取りさせていただきました

Zippo ジッポー ライター 1980s?

愛煙家には厳しいご時世ではありますが、今尚その格好良さにはある種の憧憬を隠し難いといったアンビバレントな感慨を抱かせる、そんな側面をタバコ周りの品々は備えています。中でも筆頭はこのジッポーなどに代表されるライター群でしょうか。そんな古めかしさと懐かしさを覚えるのを禁じ得ない、1980年代の製造と思われる(とある筋の情報に依拠するならば1983年製と特定されるかも)ジッポーのオイルライターの買い取りがありました。
本体底には当然にブランド・ロゴがありますが、製造年度・国名は記されておらず、またレジスタマークはロゴ末尾右下(右上のが近年は普通と見受けられる)に入っている、スターリングシルバーの箱付き中古品です。追加イメージをご覧いただければお分かりでしょうが、相当に使い込まれ年季が入っておりますものの、一応着火の確認は出来ております。飾り気一切無しで至極シンプル、ヤフオク!への出品を予定しております。

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ブリキの自動車を買い取りいたしました

ブリキ おもちゃ 玩具 くるま トヨエース

1960年代の薫りが立ち上りレトロ感たっぷりといったところでしょうか、懐かしきブリキのおもちゃ、くるま2台が買取で入ってまいりました。
薄いグレー塗装の右手はトヨエースという剥き出しのトラック、1959年春発表の2代目を範にとっているようですね(初代はシトロエンみたいでかなり印象が違う)。実車の方は1971年まで製造販売されていた、当時のトヨタの屋台骨を支えたであろう長寿モデル。おもちゃ本体(車体長40センチ弱)には一切刻印やらステッカー貼付やらは無くて製造・販売元などの情報が不明ですが、野村トーイというところから出たものと推定しております。 <<参考>>
派手な赤いフロントフェイスの左手の細長いのは自動車運搬用車 オートトランスポート で、実車が何かは残念乍ら調べがついていません。これまた製造販売元情報がございません。
いずれも還暦前後を迎えておるであろう年代物ゆえ(外箱はいずれにも付いていません、念のため)、かなりの経年劣化(欠損・サビ・汚れ)が見て取れますが、近くヤフオク!に出品いたしますので興味がおありでしたらお楽しみに。

 

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十一世雨宮静軒作 九皐硯 を買い取りさせていただきました

十一世雨宮静軒作九皐硯

甲斐雨端硯匠 十一世 雨宮静軒 作 「九皐硯」を買い取りさせていただきました。
鳴き声を高らかに発せんばかりの鶴が大胆に造形された半楕円形の硯です。共箱には蓋の表面に硯名;内側に作者銘・印が残されており、真正品と思われます。
和硯としてその芸術性の高さ故、本場中国の端渓硯と比較されることも少なくない、もはやいち書道道具を超えた美術工芸品として扱われる甲斐雨端硯の逸品です。
作者の静軒は、東京美術学校付属工芸講習所を修了した後、日本画家の大家である竹内栖鳳に師事しており、この九皐硯に代表される絵画的な作風で知られるとともに評価が高いようです。
素材には山梨県産の雨畑石という良石が用いられており、これも中国硯に見劣らぬとされる所以です。
なお硯名(きゅうこうすずり)が、中国古典 『詩経』の一節「鶴鳴于九皐 声聞于天」に由来するとすれば意味深でありましょう。
鶴は深い谷のような幽境で鳴いていても、その鳴き声は天に届く。つまり賢人は身を窶していても、その名声は広く世間に知れ渡るという含意。描き刻まれた鶴の姿に、硯を用い何らかの文言を認める者たちは、おのが自尊心や名声欲を仮託したのでしょうか。
洗硯も鋒鋩立てもしておりませんし、また共箱外周には汚れが目立ちますが、本体および木の蓋(樫か桜材でしょうか、硯に劣らず良い出来)の方は幸いにも大きな瑕疵を免れております、ヤフオク!への出品をお待ちくださいませ。

 

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