中野区にて、趙治勲・名誉名人直筆「揮毫碁盤」を買い取りさせて頂きました。
囲碁のプロ棋士で名誉名人である趙 治勲(ちょうちくん)は、韓国釜山広域市出身で、1956年生まれ(現在66歳)
わずか6歳で来日した趙 治勲は、木谷實に入門後、12歳でプロ試験合格、当時は入段最年少記録者で二段となります。
本因坊10連覇の功績により特例で60歳未満で名誉称号を名乗り、 数々の大一番で見せた勝負強さから、「七番勝負の鬼」の異名を取りました。
今回は、その不屈の闘志と勝運を込めて自ら筆を揮った、趙 治勲、直筆入りの碁盤をご紹介致します。碁盤としては最高峰と言える、榧の木を使用しています。
碁盤の裏には『龍翔雲起・りょうしょううんき』と書かれています。これは、龍が翔び、雲が生じるという吉兆のしるしを表し、みなぎる闘志でもって自ら勝運をもた
らそうとする不屈の人、趙 治勲ならではの言葉です。こちらはヤフオク出品予定ですので、どうぞお楽しみに。