笹島喜平の版画『清秋西ノ京』をヤフオク!に出品いたします
近代日本版画の至宝である棟方志功に師事し、1993年に米寿を前にして世を去るまで一貫して白黒の版画の創造に没頭した、栃木県益子出身の笹島喜平の作品のご紹介です。
彼の木版画作品の特徴は、表面に彫り跡のような凸凹を帯びた「拓刷り」あるいは「拓刷」という独自技法に由来し、身近で観てみますと、三次元的というか立体的な造形を味わうことが出来るようになっています。技術の詳細には詳しくありませんが、版木をそのまま転用してみたら面白いかも?という存外と安易な着想から生まれたものなのかしらんと思いを巡らせたりしております。
本作は1978年作の額装AP版(作家保存分)、鄙びた風景を幅45センチ程の空間に纏め上げております。早ければGW中にヤフオク!へ出品の運びです。
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