杉並区にて枢密院の公印集を買取させていただきました。
杉並区にて枢密院の公印集を買取させていただきました。
枢密院とは
枢密顧問(顧問官)により組織される天皇の諮問機関。憲法問題も扱ったため、
「憲法の番人」とも呼ばれた。1888年(明治21年)創設、1947年(昭和22年)5月2日、翌日の日本国憲法施行に伴い廃止
。略称は枢府(すうふ)。議長は枢相(すうしょう)とも呼ばれた。
顧問官を歴任した人物を見ると歴史で習うような人物が多く、この機関の重要性が見て取れます。
しかし、枢密院は軍部の台頭とともに衰退し、日本国憲法施行により、前日の1947年(昭和22年)5月2日限りで廃止されました。
今回、買取させていただきました古書は枢密院の公印をまとめた物で、
題名横の日付には枢密院が廃止される昭和22年5月となっています。
廃止に伴い5月2日まで枢密顧問(顧問官)だった遠藤源六が残したものではないでしょうか。
慈光では、この種の珍しいお品も買取を行っています。
枢密院の公印集はヤフオク出品予定です。
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(有)道具屋 慈光
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