高村光雲は江戸、浅草生まれの彫刻家で、上野公園にある西郷像を手がけたことで有名です。

日本の木彫技術に西洋彫刻の写実性をとりいれて、木彫の近代化に貢献しました。

今回買取させて頂いた品は、現在でも人気が高く、復刻品の多い作品である、七福神をモチーフとした銅製の置物です。

よくある七福神をモチーフとした作品とは別格で、細部に西洋的な部分を感じさせます。

芸術的にも素晴らしく、たいへん縁起の良い品です。

慈光では、彫刻の買い取りをおこなっております。

東京西荻窪で創業35年、長年培ってきた知識と経験を基に査定・買い取りいたしますのでご安心してお問い合わせください。

高村光雲　略歴

1852年　東京、浅草に生まれる

1863年　仏師の高村東雲に入門

1874年　師に認められて高村光雲を名乗る

1886年　東京彫工会設立

1887年　皇居造営の「葡萄に栗鼠像」を制作

1890年　東京藝大教授。帝室技芸員拝命

1892年　上野公園に「西郷隆盛像」を制作

1893年　シカゴ万博博覧会に「老猿像」を出品

1897年　古社寺保存委員

1907年　文展審査員

1919年　帝国美術院会員

1929年　国宝保存会委員

1934年　東京で逝去。享年82。

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