梶原一龍の浮立面を、お買い取りさせて頂きました。
慈光では、彫刻、ブロンズ像、木彫りのお買い取り、販売を行っております。
今回は、梶原一龍のお面、佐賀県の浮立面をお買取りさせて頂きました。
浮立面は、佐賀県の南西部に伝わり、笛や太鼓、鉦のリズムに合わせて勇壮に踊る伝統芸能がありますが、その際に浮立面を被り、五穀豊穣祈願や雨乞祈願、奉納神事を行います。踊る際に付ける面を浮立面と言います。最近では魔除けとして家に飾る習慣もあり、祝いの贈り物として用いられることもあります。
起源は、中国地方から侵略してきた大内氏を、竜造寺氏が迎え撃った際、軍勢が少なく圧倒的に不利な状況であった。負け戦を覚悟したそのとき、麻や馬の毛で作られたたてがみをかぶり、鬼のような異様な姿で奇襲をかけて撃退したと伝わっている。そのとき踊りから伝わったと言われております。
現在は佐賀県鹿島市にある2つの工房にて3人の職人が技術を継承し、その文化と面づくりの技術は受け継がれています。
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