重岡健治の作品を慈光店舗にて販売しております。
旧満州ハルピンに生まれた重岡 建治(1936年 ~)は、1971年、エミリオ・グレコへ師事するためにローマの国立アカデミア美術学校へ留学し、イタリアに4年半ほど滞在し彫刻を学びました。エミリオ・グレコの愛弟子として師の制作助手を務め、その際にデッサンの重要性を学んだそうです。帰国後は「触っても壊れない彫刻」をコンセプトに製作を続け、日本国内のみならずスイス、イタリアなどを含め、総計100以上の作品が設置されています。80歳を過ぎてもなお、伊東市大室高原にある自身のアトリエにて精力的に活動しています。今回ご紹介の作品はブロンズの女性像ですが、抽象的な表現はキュビズムのような、ユニークでダイナミックな印象です。いろんな角度からいつまでも鑑賞していたくなる作品です。こちらは慈光店舗にて販売中です。