中西美和作 茶碗 竹田益州書付が入荷しました。
こちらは中西美和作の茶碗で、共箱にはどちらも僧侶が付けた銘と僧侶の名前が書かれています。
『建仁益州』と書かれていることから、建仁寺の竹田益州であることが分かります。
京都の東山にある臨済宗建仁寺派の大本山である寺院・建仁寺の住職である竹田益州(1896~1989)は、昭和を代表する臨済宗の禅僧です。
竹田益州は渦の模様の茶碗には『渦しほ』、白覆湯滴茶碗には、『鎌倉山』と付けています。
『渦しほ』は、異なった色の土を重ね合わせて揉み込み模様を作る『練り上げ手』という技法を使い、偶然に出来た渦の模様により意外性があり、面白い作品となっています。
また『鎌倉山』は、『油滴天目』という技法で、全体に掛けられた漆黒の釉が価格反応で器の表面にあたかも油滴が飛び散ったような模様を作り出しています。
慈光ではこのような茶碗を取り揃えておりますので、店頭にてご覧ください。
お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)