樂焼の茶碗 三代佐々木昭楽作 富士の絵 黒楽茶碗 を陳列販売いたしております
四百有余年の歴史、その独自性と茶道への特化性を誇ります、京都の樂焼お茶碗をひとつご紹介申し上げます。
作者は、清水坂で3代続く樂焼窯元、佐々木昭楽。作品は、富士山の図柄が内周に描かれた黒樂茶碗です。
外側にではなく器の内にぽっかりと富士山が聳えております、ありそうで案外無い奇抜な着想です。さらに意表をついて特徴的なのは、冬の雪景色でも、秋の陽を浴びたか紅葉に覆われた赤い景観でもなくて、緑を基調とした色合いであることとなりましょう。注ぎ込まれた適量の茶が山裾を成し絵と一体化、新緑~青葉の季節を掌にて愉しむことを想定されているようです。邪道でしょうが、代わりに透明な白湯はたまた茶色いほうじ茶や牛乳を入れたらそれはそれでまた興趣のある光景が浮かぶかもなどと、茶道に疎い身としては勝手に想像したりします。
ただいま慈光店内では、様々な・価格帯の広い茶器類、とりわけ茶碗を多く取り扱い販売いたしておりますので、機会がございましたら是非ご自身でお手にとられご検分なさってみて下さい。
お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)