アンティークネット慈光では現在銅板画を展示中です!
こちらは先日もご紹介しました、吉田勝彦氏の作品です!
こちらはカラーメゾチントという技法でつくられた「平潟港の朝焼け」という作品です。
銅版画のカラーメゾチント技法独特のものだと思うのですが、まるで濡れているかような表面のみずみずしさはとても印象的です。
このみずみずしさはおそらく油絵や他の絵にはないものだとおもいます。
この独特の画面からは自然と海辺の朝焼けの、湿り気を含んだ空気までも感じられます。
吉田勝彦氏の作品をもう一点ご紹介。
こちらはビュランという技法による「小さな測候所」という作品です。
ビュランは銅板に直接刃物で彫っていくので、とても細かい線まで表現されています。
こちらの作品は、吉田勝彦氏の師事された、こちらもまた銅版画で有名な駒井哲郎氏の作品に似ているとお客様からよく指摘をうけます。
現実なのか、空想なのか、不思議な建物と景色が、とても細かい彫りでシャープに描かれています。
白黒なので、より線の緻密さが際立っています。
逆にその執拗な緻密さが、この独特の非現実感をもたらしているのかもしれません。
見ていてとても心地よい作品ですね。
吉田勝彦氏の作品の中では、個人的には一番気に入っている作品です。
お部屋にかざると、とてもいいと思いますよ!
吉田勝彦氏の作品ではないのですが、白黒の作品をもう一点、おそらく同じ技法で作られたものだと思いますが、、、残念ながら作者はわかりません。調査中です。
やはりこちらも細かな彫りによる、線のシャープさが気持ちよい作品です。
「ヒマールの見える風景」というタイトルです。細かく描写された夜の街並みは見ていて全く飽きません。
この白黒の表現は銅板画ならでは!
最後は小説家、画家、装丁家、エッセイストとして著名な司修(つかさおさむ)氏の作品をご紹介。
司修氏の作品には、幻想的な作品が多いようですね。
こちらの作品には、なにか隠された物語があるのかもしれません。こちらも銅版画です。
今回はこのくらいで、、、まだまだご紹介したい作品はあるのですが、あとは実際にご覧になっていただきたいですね!
銅版画はとても雰囲気がよく、オススメです!ご来店おまちしております!
商品のお問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
TEL/FAX 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)