中南米の古い絵
中南米から持ってこられた、古い絵です。
ブリキの板に描かれており、そのブリキ板を額装して絵に仕立ててあります。
サーベルを掲げた男と、倒れた幾人もの人々。
戦争の情景でしょうか。暗く不穏な画面には、引き込まれるような力があります。
中南米での戦争で最大規模の犠牲者を出したものとして、三国同盟戦争というものが知られています。これはウルグアイとアルゼンチン・ブラジル・ウルグアイの三国による同盟軍との間で行われた戦争です。
正確な情報は不明ですが、もしかしたらその戦争をモチーフにした絵なのかもしれません。
(参加国の中で最大の犠牲者を出したパラグアイでは、国民の約半数がなくなり、また成人男性の実に80%にも及ぶ人口が失われたそうです。戦争の記憶は各国の民話や遺跡に今でも残っており、パラグアイではこの戦争は『Guera Grande=「偉大な戦争」』と呼び慣わされているそうです。)
<三国同盟戦争を描いた絵>
不思議な魅力を感じる一品です。
変わった、珍しいものをお探しの方にはオススメです。
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