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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

三代歌川豊国(国貞)の浮世絵を練馬区にて買取させていただきました。

豊国

三代歌川豊国の浮世絵を練馬区にて買取させていただきました。

歌川国貞(初代)後の三代歌川豊国。

初代豊国に入門した後、国貞と称するようになりました。

天保15年(1844)から”二代豊国”を称しました。

実際には豊重が二代豊国を襲名していましたが、

国貞は豊国を襲名した豊重を認められず、自ら二代豊国を称しました。

現在は三代目と数えられています。

 

三代豊国は役者絵・美人画に定評があり人気があります。

買取させて頂きました役者絵はヤフオク出品予定です。

お楽しみに。

 

この他、国芳・国周の浮世絵も買取させて頂きました。

慈光では版画・浮世絵の買取も行っております。

 

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)道具屋 慈光
TEL/FAX 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


 

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練馬区にてコンタックス アリアの一眼レフを買取させて頂きました。

コンタックス アリア

練馬区にてコンタックス アリアの一眼レフを買取させて頂きました。

コンタックスのマニュアルフォーカス最後の機種となります。

小型で軽量なので手軽に持ち運べて撮影できそうです。

460gなので女性の方にもおすすめです。

 

個人的にはシンプルなデザインで非常に気に入っています。

何よりツァイスのレンズが使用可能なのが良いです。

残念なことに裏蓋は加水分解によってベタつきがありますが、

ノンシリコンスプレーや重曹などでキレイになると思います。

 

コンタックス アリアは近日ヤフオク出品予定です。

慈光では、フィルムカメラ・オールドレンズの買取を行っております。

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幸埜 [幸野] 楳嶺画 千種之花 全4巻揃い (明治22~24年刊行) を練馬区にて買い取り致しました

幸埜楳嶺 幸野楳嶺 千種之花 全4巻揃い 芸艸堂 明治22~24年刊行 古書 和書
江戸時代末期から明治期はじめに活躍し、最晩年には帝室技芸員にもなられた日本画家、幸埜 [幸野] 楳嶺こうの ばいれい(1844~1895)の画になる、草木植物の花々ばかり計200点を掲載します画集・画帖、『千種之花』を全4巻揃いにて買い取りさせていただいております。
貴重な初版であると思われ(巻2にも奥付があるのが奇妙ではありますが、当局への届け出の後、何らかの指導があってそれを承け増訂版として初めて世に出された経緯が窺われる)、どうやら木版画である可能性が高いようで、約130年前に発行されたものとしては総じて状態はかなり良いように思われます。非感情的で理知的な構成を成し、簡潔かつ直截に、単体(一輪、一房あるいは一枝)での姿を無背景で描き切った、花各々の本質・核心を射抜いたような見事な作画が、最低限に抑えられた解説文と共に、4冊に亘って連綿、淡々と繰り広げられておりまして、息をつくのも忘れて思わず一挙に全ページをデジカメに収めてしまいました。
彼自身は、丸山派と四条派の影響を色濃く受けて伝統日本画の本流を受け継いだといえましょうか。また一般的には二宮尊徳の図像で認知され、その延長ともなりますか教育・後進育成の面での貢献度・評価が高いとのことです。なお一説によるとこの画帖、図鑑は、彼のお弟子・門下生たちの為に出された一種の美術参考書であると看做されることもあるよう。されども手前は目下この花の画は、「四季草花図屏風」(岐阜県美術館所蔵)と何かの関連があるのでは(下絵になった?)などと想像、妄想を拡げたりしておるところです。

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池田満寿夫の版画『黒い真珠』(1986) を練馬区にて買い取り致しました

池田満寿夫 黒い真珠 エスタンプ リトグラフ 1986年 (原画1976年製作水彩画)
漆黒の闇に呑み込まれていく女性の後ろ姿がエロスを醸す、池田満寿夫のリトグラフ作品 『黒い真珠』 を買い取りさせていただきました。
絵画や版画にとどまらず、書や陶芸・彫刻、更には芥川賞を受賞した文学や映画監督業、果てはテレビ出演までと、固定的な芸術の枠組、範疇を超えて多彩な分野で並々ならぬ才能を発揮した、昭和後期のマルチ・アーティストと呼ぶべき存在の池田満寿夫。その多才さゆえに(やっかみも加わり?)却ってその諸作品は正当な評価を受け難くなっているのは皮肉ではありますが、少なくともその絵の世界における個性と独創性には疑いの余地は小さいのではないでしょうか。
本作の原画は1976年制作の水彩画だとのことですから、奇しくもかの小説『エーゲ海に捧ぐ』を丁度執筆中であった時期に重なり、40代初めの脂が乗りきった頃といえましょう。当版画は、本人による自刻スタンプ押印の16版重ねによるリトグラフとなり、280部限定の1番となっております。
個人的な述懐として、満寿夫の作品としてまず念頭に浮かびますのは、一般に有名な本作のようなエロティシズム、官能性を押し出したものよりも、対照として併映しましたジャズCDジャケットに用いられたような(原題『サムシング』[1966年制作の銅版画でオリジナルは緑基調]、なお中味はマイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、ビル・エバンスの3巨頭が一堂に会した数少ない音源を収めた秀作)、抽象性の濃いコラージュ作品の方なのですが、いずれにしましても彼の一連の作品の評価が定まるにはまだまだ時間が必要であるのかもしれません。

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森義利の合羽摺 1986年制作『大・小獅子』を練馬区にて買い取りさせていただきました

森義利 小獅子・大獅子 版画 29/70 合羽版・摺 1986
合羽摺という、江戸時代の浮世絵にも用いられたという、薄い和紙を数枚張り合わせた「合羽紙」に図柄を描き、それを彫って型紙をつくり、手摺りを行なう技法による、版画の第一人者とされます森義利(1898~1992)の晩年の作品2点、『小獅子』と『大獅子』を買い取りさせていただいております。
他の一連の作品と同様に、歌舞伎の見得を想起させる迫力ある構図と、アクセントとなる黒を輪郭として明快な色彩を用いた躍動感ある色使いがここでも特徴的で印象に残ります。
戦中~戦後にかけて友禅の文様絵師として名を成したのでしたが、初めは画家(浮世絵風人物画家)を志していたからでもありましょうか、国際版画展での入選を契機として1950年代後半からその後半生を版画に捧げ、合羽摺の蘇生を成し遂げるに至ったようです。
生粋の江戸っ子らしいといえましょうか、日本板画院という団体を、工芸と美術を巡る意見の衝突から脱退しておりますし、また日本国内におけるよりもむしろ海外での評価の方が高いように見受けられ(ウィキは日本語でページ無しだが英語にはある)、相当に我・芯の強そうな一本気、一言居士であったのではなかろうかという個性的な人物像が傍からは想像されたりします。
大・小いずれも1986年に刷られた、70部限定の29番となります。既に弊社店頭にて販売中ですので、お近くの方は間近にてお確かめいただけます。

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