TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

戦艦武蔵の重厚なディスプレイ・モデルを買い取り致しました


太平洋戦争における日本帝国海軍のシンボルのひとつ、大和型戦艦の二番艦となる、戦艦武蔵の模型を練馬区にて買い取りさせていただきました。
一番艦である戦艦大和が呉の海軍工廠で建造された(1941年)のに対して、この武蔵は三菱重工業の長崎造船所で1942年に完成。当時の海軍が拘り続けた大艦巨砲主義の究極最高傑或いは徒花として、戦争終盤に於いて共に米国軍の攻撃の前に悲壮なる最期を遂げたことで今日でも広く知られます。なおちなみに三番艦の信濃は、航空母艦タイプへと変更になっており、海上戦力・戦法の変化を土壇場まで認めなかった日本の海軍ならびに中枢の狭量、頑迷、依怙地さを物語る典型事例とも申せそうです。
製作時期などが判然とはしませんが、実際に武蔵の建造に関与された方への慰労・感謝の贈呈品でありましょうか、プレートには宛名も入っており、三菱の長崎造船所ゆかりの稀少な品には違い無さそう。計算しますとほぼ124分の1の縮尺サイズでして、上下二分構造を成し、一体で成形・鋳抜かれた甲板部、艦橋、砲台といった船体の喫水から上は金色(黄銅)、一方喫水下は赤銅色で、木座に二脚にて打ち据えられています。
ぼんやりこの模型を眺めていましたら、日米経済戦争を経て、所謂重厚長大産業中心から軽薄短小業態主体に産業構造を変化させていったものの、いまや延命のみに躍起かと映る戦後の日本の産業は、敗戦に至る政治・軍事上の過ちと歴史的にみて同じ轍を踏んだのか? などと妄想に耽りそうになりました。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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練馬区にて広重や橋口五葉などの木版画を買取させていただきました。

木版画

練馬区にて広重や橋口五葉などの木版画を買取させていただきました。

買取させていただきました内容は

橋口五葉集・広重大錦江戸百景・狩野派琳派巨匠選・国宝扇面古写経・秘蔵艶美浮世絵名画選

特に狩野派琳派巨匠選が大判なので見応えがありました。

秘蔵艶美浮世絵名画選は春画とは違い程よく艶っぽいので飾って楽しむこともできると思います。

各々、今月中にヤフオク出品予定となります。

 

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日により通常よりも営業時間を縮めてしまう可能性もございますのでご了承ください

 

練馬区にて米国シェイファー製ヴィンテージ万年筆&ペンシルのセットを買い取り致しました

シェーファー ライフタイム 14K 万年筆&ペンシル Golden Brown GT Lifetime 1940s-50s
茶系と金色で織り成されたストライプ模様と半透明のボディが独特な、万年筆とペンシル(シャーペン)のセットを、先頃練馬区にて買い取りさせていただいております。
米国シェーファー SHEAFFER が、先の大戦中~戦後まもなくの金属資源統制期に製造発売したといわれる、トライアンフ・シリーズの万年筆『ライフタイム LIFETIME』とペンシルのセットとなります。
インク吸引式のペンの先(巻ニブ)は14Kとパラジウムの合わさった、大ぶりで個性的な2トーン仕様、これがトライアンフ・ニブと命名されているそうで、カンパニー・アイコン的なデザインとも看做されるようです。
ペアを構成する一方のシャーペンは出し入れ回転式、芯は太く 1.18ミリ、書き易そうです。
2本ともキャップの半分弱ほどを占めている幅の広い金張り風の帯・バンドが目立ちますが、使用と経年で黒ずみが多く出ているが惜しまれます。筆記確認も手入れ等も特段には致しておりません年代物と相成り、近くヤフオク!へ出品の運びであります、その稀少性と価値をお認めになられる方のお眼鏡に適いますれば幸いです。

 

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125点の挿絵/版画が見事なダンテ『神曲』のイタリア語古書・原書(1817-1819)を買い取り致しました

ダンテ-神曲-フィレンツェ-アンコラ本-1817-1819年-4巻揃い [1]
ヨーロッパの文明復興=ルネサンスの先鞭をつけたひとりともいわれる13世紀末~14世紀初めのフィレンツェの詩人(且つ哲学者、政治家)ダンテ・アリギエーリの名前はどなたでもご存じでありましょうが、その(読まれざる)代表作『神曲』のイタリア語原書(La Divina Commedia di Dante Alighieri con tavole in rame 4vols 1817-1819)を買い取らせていただきました。
長辺が50センチになんなんとする大判でとても重い4冊揃いでして、フィレンツェにおいて1817~1819年に刷られた、アンコラ Ancora 版・本と通称されるもののようです。 (さらに…)

三代目徳田八十吉の耀彩壺を練馬区にて買い取らせていただきました

三代目徳田八十吉 九谷焼 花瓶 壺
九谷焼の名匠、三代目徳田八十吉(正彦)の手になる彩釉磁器の買い取りがあり、現在ヤフオク!に出品いたしております。その抜きんでた存在感の為でしょうか、相当大きいものであるかのように映りますが、実際は高さ21センチ程の手頃な壺乃至一輪挿であります。
こちらの三代目襲名は50歳代半ばと遅かったのですが、祖父の初代・実父の二代目の元で研鑽を積み腕を磨いた成果は、人間国宝となられていることで証明されております。先代の両者との差異・際立った特徴は、なんといっても濃い青、群青を中軸として構成される艶やかな色彩のコントラストとグラデーションに在りましょう。一目見てこの人の作品だと判る様式、個性が、当作のみならず他の作品全般において貫かれているようです。
2009年に没したのちにはご息女が四代目として陶工を継承されているとの由、偉大なる父を乗り越えるのは相当に至難の業でありましょうが、受け継いだグラデーションの技法を生かしつつ柔らかみや透明感を加味した作品を展開なさっておられるようで、斯界での注目度も高いようです。

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