九谷焼・住田岳陽作、湯呑をヤフオク出品中です。
九谷焼の伝統は脈々と受け継がれ、昭和50年(1975)には国の伝統的工芸品産業に、翌51年には石川県無形文化財に指定されました。今回ご紹介の住田岳陽作、九谷焼の湯呑です。艶やかな色彩で百人一首が細かく描かれた色絵となっています。内側にも細かく描かれた九谷毛筆細字は、明治二十年頃より始まり、住田家は代々、毛筆細字と金彩上絵の技法が伝承されたと言われています。細字技法は九谷焼工芸技術独自のものであり、その伝統と技術は芸術的価値を高め、今も受け継がれています。また、独特の色彩感と構図が日本国内を問わず海外でも高く評価されている九谷焼は、加賀百万石文化の豪放華麗な美意識により完成された石川の伝統工芸品と言われています。こちらの湯呑は、只今ヤフオク中です。どうぞ、お見逃しなく。
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