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骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

伊藤國男作の馬のブロンズ像を買い取りさせていただきました

伊藤國男 馬のブロンズ像 昭和16年 興亜馬事大会
文字通りに馬の彫刻制作にその一生を・すべてを捧げたという伊藤國男の、小ぶりながらも躍動感に満ちた駈ける馬の姿を捉えたブロンズ像です。
幅25センチ、高さ20センチほどのサイズで、昭和16(1931)年に日本馬事会(現在の日本馬事協会~令和元年の今年が設立70周年~の前身)により催された『興亜馬事大会』に際して記念制作されたものと推察されます。現在、同氏の彫像作品として目にするのは、静止した馬の像が多いのですが、本作品にはもしかすると比較的稀少な、例外的に動的な作品として、高い価値と評価が与えられるかもしれません。尤も、今日では入手困難な『馬 伊藤國男の彫塑』(1968年刊)という書籍には、こうした自由闊達に飛び跳ねるかの如くに動き回る馬たちを含めた、彼の素晴らしい作品群が多数掲載されているようなので、単にめぐりあわせ的なものに過ぎないのかもしれませんけれど。
前の戦中頃までは、馬は重要な移動・輸送の道具・手段として、今日の我々~競馬の競走馬くらいしか思い浮かばない~には想像も及ばぬくらいに実生活に密接に係わりを持っていた筈(戦前には常時100万頭くらい国内にいたそうです)。そんな時代の真っ只中にあったとはいえ、伊藤國男は戦争で死んだ馬たちを偲び鎮魂する戦歿馬慰霊像を自費で制作し靖国神社に奉献した(昭和33年建立)といいますから、その人並外れた馬への愛情・執着の強さ・深さが分かります。作られ八十有余年経ち汚れ・黒ずみ・錆等に覆われております当作品からも、彼の馬への情熱がひしひしと伝わって参ります。近々にヤフオク!に出品予定です。

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info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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1980年代のヴィンテージ Zippo ジッポー ライター を買い取りさせていただきました

Zippo ジッポー ライター 1980s?

愛煙家には厳しいご時世ではありますが、今尚その格好良さにはある種の憧憬を隠し難いといったアンビバレントな感慨を抱かせる、そんな側面をタバコ周りの品々は備えています。中でも筆頭はこのジッポーなどに代表されるライター群でしょうか。そんな古めかしさと懐かしさを覚えるのを禁じ得ない、1980年代の製造と思われる(とある筋の情報に依拠するならば1983年製と特定されるかも)ジッポーのオイルライターの買い取りがありました。
本体底には当然にブランド・ロゴがありますが、製造年度・国名は記されておらず、またレジスタマークはロゴ末尾右下(右上のが近年は普通と見受けられる)に入っている、スターリングシルバーの箱付き中古品です。追加イメージをご覧いただければお分かりでしょうが、相当に使い込まれ年季が入っておりますものの、一応着火の確認は出来ております。飾り気一切無しで至極シンプル、ヤフオク!への出品を予定しております。

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ブリキの自動車を買い取りいたしました

ブリキ おもちゃ 玩具 くるま トヨエース

1960年代の薫りが立ち上りレトロ感たっぷりといったところでしょうか、懐かしきブリキのおもちゃ、くるま2台が買取で入ってまいりました。
薄いグレー塗装の右手はトヨエースという剥き出しのトラック、1959年春発表の2代目を範にとっているようですね(初代はシトロエンみたいでかなり印象が違う)。実車の方は1971年まで製造販売されていた、当時のトヨタの屋台骨を支えたであろう長寿モデル。おもちゃ本体(車体長40センチ弱)には一切刻印やらステッカー貼付やらは無くて製造・販売元などの情報が不明ですが、野村トーイというところから出たものと推定しております。 <<参考>>
派手な赤いフロントフェイスの左手の細長いのは自動車運搬用車 オートトランスポート で、実車が何かは残念乍ら調べがついていません。これまた製造販売元情報がございません。
いずれも還暦前後を迎えておるであろう年代物ゆえ(外箱はいずれにも付いていません、念のため)、かなりの経年劣化(欠損・サビ・汚れ)が見て取れますが、近くヤフオク!に出品いたしますので興味がおありでしたらお楽しみに。

 

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日本画 今野忠一 浅間 を買い取りいたしました

現代日本絵画 今野忠一 浅間
山形出身の現代日本画家で、戦前から活躍なされて、91歳で世を去られた、勇壮・雄大な山の作品で広く知られる今野忠一の『浅間』の買い取りがございました。

横幅35×高さ25センチほどのキャンバスに、白雪(あるいはもしや灰?)を纏ったとおぼしき浅間山が、いつもながらの分厚い塗りの重厚なタッチで描き切られております。なお真贋については、裏にある「共シール」画像も掲載しましたのでご確認ください。

額装の裏に破れが幾分あるものの、おもてからの外観には作品それ自体はもちろん額のフレーム・表面ガラスを含めて問題は無く、陳列・鑑賞に支障は生じますまいといった保存状態です、ヤフオク!に出品の予定です。

故郷の蔵王や月山といった山岳を数多、幾度も描いています今野画伯であります為、三島由紀夫の『金閣寺』の装丁を担当しておられたというのは少し意外な感じです。

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十一世雨宮静軒作 九皐硯 を買い取りさせていただきました

十一世雨宮静軒作九皐硯

甲斐雨端硯匠 十一世 雨宮静軒 作 「九皐硯」を買い取りさせていただきました。
鳴き声を高らかに発せんばかりの鶴が大胆に造形された半楕円形の硯です。共箱には蓋の表面に硯名;内側に作者銘・印が残されており、真正品と思われます。
和硯としてその芸術性の高さ故、本場中国の端渓硯と比較されることも少なくない、もはやいち書道道具を超えた美術工芸品として扱われる甲斐雨端硯の逸品です。
作者の静軒は、東京美術学校付属工芸講習所を修了した後、日本画家の大家である竹内栖鳳に師事しており、この九皐硯に代表される絵画的な作風で知られるとともに評価が高いようです。
素材には山梨県産の雨畑石という良石が用いられており、これも中国硯に見劣らぬとされる所以です。
なお硯名(きゅうこうすずり)が、中国古典 『詩経』の一節「鶴鳴于九皐 声聞于天」に由来するとすれば意味深でありましょう。
鶴は深い谷のような幽境で鳴いていても、その鳴き声は天に届く。つまり賢人は身を窶していても、その名声は広く世間に知れ渡るという含意。描き刻まれた鶴の姿に、硯を用い何らかの文言を認める者たちは、おのが自尊心や名声欲を仮託したのでしょうか。
洗硯も鋒鋩立てもしておりませんし、また共箱外周には汚れが目立ちますが、本体および木の蓋(樫か桜材でしょうか、硯に劣らず良い出来)の方は幸いにも大きな瑕疵を免れております、ヤフオク!への出品をお待ちくださいませ。

 

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