TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
アンティークや古道具、骨董なら東京・杉並区西荻窪の慈光におまかせください。骨董のまち西荻窪で古くから営業してまいりました。西荻窪へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

骨董の提籃を販売いたしております

中国中華製骨董提籃
朱塗りの手提げ多段お重といった風情の提籃テイランを複数店頭にて販売しております。
提籃とは茶道の道具入れ籠(本来は戸外での使用が専らの目的とされた)のことのようですが、今回掲載いたしました三点は、いずれも高さ30cm前後で、二・三段の違いはあれど、大きめのお弁当箱以外の用途が浮かび辛いというのが率直な印象であります。
古い(作られてから100年前後は経つ)中国製のようで、内部および金具部分(留め金具が渋いです)をいま少し磨き込めば、単にお部屋のディスプレイ、お飾りに止めずとも、いまだ実用にも耐えそうな状態ではあり、この歳の瀬の時季でもありますから、少人数~シングル様のおせち詰め用にいかがでしょうとご紹介させていただく次第です。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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羽生光長、羽生光善の能面をお買い取りさせて頂きました。

羽生光善 羽生光長 能面 

羽生光善 羽生光長 能面 

 

慈光では、骨董品、工芸品のお買い取り、販売を行っております。

今回は、能面師 羽生光善 羽生光長の作品をお買い取りさせて頂きました。

ひょっとこ、おかめ、天狐、翁、恵比寿など様々な表情があります。能面の種類は250種類あると言われており、基本は60種類、室町時代から安土桃山時代までに打たれた面は、本面と呼ばれその後は、その後は模倣再現しながら広がりを見せています。

羽生親子の能面は、様々な、喜怒哀楽の表情を斬新な感覚で捉え、古典的なものから、動物系のものまで制作しています。丸みや切り込みの部分が繊細に施されており、どこか愛嬌があり愛着が湧きます。現在でも人気の作家さんです。

 

羽生光長、羽生光善は親子であり、光長は明治時代、三井家お抱えの能面師でした。光善は息子にあたり1917年(大正6年)、浅草生まれ、最高齢の能面師として活躍していました。2017年100歳で亡くなられました。いずれも魂の籠った能面の作品を手掛けており、羽生氏のお面は、演劇、舞台の使用を目的に創られたものが多く、魂を揺さぶる能面師と評されています。

光善氏は『能面は強く、正しく、美しくあらねばならないと』『良い女面は居グセ(能舞台で10分ぐらい不動の姿でいること)の折、あたかも夜空に星が瞬くごとくさまざまに面が変化するのを感じます』と述べています。上面の綺麗さや細部に曲線美を彩色など見事に表現できる数少ない作家さんです。

 

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大橋詢二 銀製品 打ち出しぐい呑み 酒器揃 を店頭で販売いたしております

大橋詢二 銀製品 打ち出しぐい呑み 酒器揃
新潟は柏崎市出身の大橋詢二と申します工芸作家・職人の手になる銀製の酒器群を、先頃より店頭にて陳列・販売いたしております。
大正12年生まれの大橋氏ですが、ネット上では何ら情報に辿り着くことが出来ず、その経歴などは詳らかになりませんが、帝室技芸員の孫弟子でいらっしゃるようで、日宝連のコンクールでの受賞歴が複数回あり、東京知事からの感謝状をお受けにもなられており、斯界では少なからず広く高い評価を受けていらしたものと推察します。
燕市が思い当たるように、新潟は銀に限らず金属製品の製造・細工で夙に名高く一般に知られておりますので、その優れた伝統と歴史に浴しつつ自身の技術を開花・発展させていった方なのでしょう、作品それぞれがなかなか風格を感じさせるものばかりです。
ショーケース区画左手にはバラの打ち出しぐい呑み7点、さざ波のような表面の細工はなだらかで美しいです。右手にはぐい呑み3点含む酒器揃がありますが、ユニークなのは右端の丸いプレート状のもの。これは銀製の蓋だということです、直径9センチ弱で、どういったシテュエーションで用いるのでしょうか。
大橋詢二 銀製蓋

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北村西望のブロンズ像 干支「申」を販売しております。

北村西望 干支 申

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アンティーク慈光では、ブロンズ像、彫刻のお買い取り、販売を行なっております。

今回ご紹介する品物は、慈光ではお馴染みの北村西望のブロンズ像です。

最近は、年に関係なく、自分の干支を集める方が多くいます。また、干支の中で自分の気に入った動物を集めることが趣味の方も。申は十二支の中で人気のひとつです。

 

略歴

北村西望(きたむらせいぼう)1884年(明治17年)12月16日- 1987年(昭和62年)3月4日。日本の彫刻家。本名は、西村西望(きたむらにしも)。

日本を代表する美術家のひとり。代表作に大作の「長崎平和祈念像」がある。

文化勲章受章、文化功労者顕彰、紺綬褒章受章。日本彫刻会では西望の功績を称え同会展覧会における最優秀作品に「北村西望賞」(単に「西望賞」とも)の名を冠している。

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こちらの作品は、愛着の湧く表情で流石北村西望 360度どこから見ても、絵になります。

 

 

 

舩木研兒の作品を各種買い取りさせていただいております

舩木研兒 楕円・角鉢
島根県の布志名の船木窯を中学中退し修行し継承した五代目舩木研兒の作品がまとまって入りましたのでご紹介申し上げます。
父である四代目道忠らが大正末期の民藝運動の中で着目し復興させたスリップウェア slipware (欧州などで古来の、泥漿 [でいしょう、水と粘土を適度な濃度に混ぜたもの] 状の化粧土で装飾するのが特徴的な陶器)を、地元の古来の伝統技法と融合させて独自の世界観を作品の中で展開したのが研兒氏。勿論、従来よりその作品が海外の諸美術館に収められるなど、高い評価を受けていらっしゃったのですが、90歳を超える今、俄かに人気・注目度が高まっている存在のようです。
ここで抜粋して掲げましたのは、浅めの鉢3点、左右が色違いでほぼ同形・同柄の角鉢(緑・黄釉藁描角鉢)、中央のがやや大きめの緑釉三彩楕円鉢となります。同様の作品が英国で公的にコレクション収蔵されていると聞いておりますので、研兒氏の代表作とも看做せる、その技術の粋が如実に表れたものでしょう、芸術性を感じさせる大胆な構図そして見事な色彩と艶に息を呑み魅入られます。お近くにお越しの際には店頭で実物をお確かめいただけるよう準備中であります。

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