慈光ショールームで、ヴィクターの卓上蓄音機を販売しております。

こちらは、1924年製造で、アメリカ製です。ヴィクタートーキングマシン社時代のもので、ヴィクトローラⅤⅤ‐Ⅷ型です。96年前の物ですが、しっかり作動し、音も良好です。レコードの歴史は古く。1857年フランスのレオン スコットが 音をことに紙の上に記録させることに成功。その後の1877、再生可能なレコード『フォノトグラフ』をエジソンが発明しました。

1900初頭、蝋管レコードが主流の米国に挑戦を挑んだビクター社は、円盤レコードの複製のし易さや、音質の良さを提唱し、10数年ほどで蝋管レコード市場を円盤レコードへと移行さました。また、同社は世界で初めて円盤レコード・レーベルとレコード・ショップを設立した先駆者でもあります。

こちらは、ホーン内蔵型で、鉄と木製のホーンの混合型です。表のネジを外すと簡単にモーターを取り出せ、非常に扱いやすく、モーター部分はシンプルながら高品質で出来ています。蓄音機は、生演奏と一緒といわれますが、納得できる逸品です。

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下賜品ボンボニエールを買取させて頂きました。

過去に何回かボンボニエールの紹介をさせて頂きましたが、

今回は種類も多く昭和3年昭和大礼大饗や鳳笙型の物など珍しいボンボニエールばかりです。

慈光では、皇室下賜品や銀製品などの買取を行っております。

ご自宅に眠っている物がございましたら相談してみてください。

ボンボニエールは来週からヤフオクに出品する予定です。

お楽しみに

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文字通りに馬の彫刻制作にその一生を・すべてを捧げたという伊藤國男の、小ぶりながらも躍動感に満ちた駈ける馬の姿を捉えたブロンズ像です。
幅２５センチ、高さ２０センチほどのサイズで、昭和１６（１９３１）年に日本馬事会（現在の日本馬事協会～令和元年の今年が設立７０周年～の前身）により催された『興亜馬事大会』に際して記念制作されたものと推察されます。現在、同氏の彫像作品として目にするのは、静止した馬の像が多いのですが、本作品にはもしかすると比較的稀少な、例外的に動的な作品として、高い価値と評価が与えられるかもしれません。尤も、今日では入手困難な『馬 伊藤國男の彫塑』（１９６８年刊）という書籍には、こうした自由闊達に飛び跳ねるかの如くに動き回る馬たちを含めた、彼の素晴らしい作品群が多数掲載されているようなので、単にめぐりあわせ的なものに過ぎないのかもしれませんけれど。
前の戦中頃までは、馬は重要な移動・輸送の道具・手段として、今日の我々～競馬の競走馬くらいしか思い浮かばない～には想像も及ばぬくらいに実生活に密接に係わりを持っていた筈（戦前には常時１００万頭くらい国内にいたそうです）。そんな時代の真っ只中にあったとはいえ、伊藤國男は戦争で死んだ馬たちを偲び鎮魂する戦歿馬慰霊像を自費で制作し靖国神社に奉献した（昭和３３年建立）といいますから、その人並外れた馬への愛情・執着の強さ・深さが分かります。作られ八十有余年経ち汚れ・黒ずみ・錆等に覆われております当作品からも、彼の馬への情熱がひしひしと伝わって参ります。近々にヤフオク！に出品予定です。

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カンディハウス「NAGARE」、流政之のチェアを杉並区でお買い取りさせて頂きました。

NAGAREは、彫刻家、芸術家、デザイナーの流政之が手掛けたものであり、旭川の家具メーカーと共同で開発した椅子です。

流政之は、1923年長崎で生まれました。第二次世界大戦時には、零戦のパイロットになり、戦後は、世界各地を放浪し、独学で彫刻を学びました。1964年に、2500個の石600tを日本から運び、ニューヨーク世界博覧会で壁画「ストーンクレージー」を展示し一躍話題を呼びました。1975年ニューヨーク貿易センタービルの象徴として250tの巨大彫刻「雲の砦」を作り、国際的な評価を得ました。他、様々なプロジェクトを立ち上げ、流政之の作品は、世界各国に飾らられ親しまれています。

こちらのNAGAREチェアは、2006年長年の構想を得て仕上がりました。

以下【】内ホームページより抜粋↓

【背もたれから肘にかけての線はなめらかになりすぎないよう細心の注意を払い、座枠と前脚には美しい緊張感を持たせるため、光と影がつくる“稜線”を際立たせています。ふつうの家具のような常識的なラインを一切持たない、「基準のない椅子」を前に、芸術作品をプロダクトにする作業が半年間続きました。特に、背もたれから肘にかけての線はなめらかになりすぎないよう細心の注意を払い、座枠と前脚には美しい緊張感を持たせるため、光と影がつくる“稜線”を際立たせています。
触れてはならないとされる彫刻と異なり、人の体を受け止める椅子は、掛け心地と強度が最大の条件となります。高級家具材のウォルナットを厳選して使い、十分な強度を維持するべく、高度な構造と木工技術で仕上げられています。】

座り心地は極上で、体にフィットし、どこにも違和感がなくゆったりとくつろげます。使用感がなく状態も良しです。

近々ヤフーオークションで出品予定です。

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ヤフーオークションで出品予定です。乞うご期待ください。

武蔵野美大の教授を務め、２００３年に９０歳目前で逝去されている京都出身の彫刻家、峯孝みね たかしの野趣に溢れる裸婦像のご紹介をさせていただきます。
　　【ヤフオク！のページを開く】
高さ８０センチほどの六頭身の立像で、飾らぬ中にも何か芯の強さみたいなものを感じさせ、堂々とした女性の存在感が印象に残ります。終生旨となされた、写実性を尊重した実直・穏健な作風を反映しております。なお同じ裸婦像として、脱衣姿の『プリマヴェラ（プリマベラ） 』（駆出しより幾度も制作なさっており、多種ヴァージョンが各地に現存・展示の模様）との比較・対照が興味深いです。
本作に戻ると、峯氏が上記大学教授職に就く２年前の作品ということでご本人は４０歳、油ののった時期に差し掛かり、代表作とされるエドウィン・ダン像（＠札幌 真駒内中央公園）に先立つこと１１年ということでもありますし、人物を主たる創作対象とされた同氏の知られざる注目作、力作といえるのかもしれません。

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