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マヨリカ [マジョルカ] 焼きの壺を慈光店で販売しております。

マヨリカ [マジョルカ] 焼の両取っ手付き壺
高さ30cm弱ながらなかなかどうして存在感のありますマヨリカ [マジョルカ] 焼きの両取っ手付き壺を店頭にて販売いたしております。
ルネサンス期のイタリアで生まれ、15世紀に最盛期を迎えた錫釉陶器であるマヨリカ焼きは、その釉薬の効果から生じます絵付けの鮮やかな発色と艶やか光沢~フレスコ画を髣髴とさせる~で際立っております。そして、源流と申すべき、北アフリカ⇒イベリア半島のムスリムであるムーア人の陶工の手になる作品群から強く影響を受けていたと思われ、どこかオリエンタルな風情を醸し、今回ご紹介しました壺にもそうした特徴が窺われます。
ところでイタリア製なのに何故スペイン東側の島の名前がついているのかが奇妙でありますが、中世において同島が、バレンシア地方からイタリアへとムーア人様式の陶器を移送する主要な中継地であったことに由来するとされます。こんなところにも、「暗黒」の中世から脱して近世に文明復興を遂げるヨーロッパが、中国と並びイスラム世界からいかに多くの文化・文物を(再)吸収していたのか、その一端が垣間見えるようです。
本品の底には、”Ceramica Maiolicana” と刻まれておりますのみで、精確な産地・製造時期は不明です。それでも、流石にルネサンス期にまで遡ることは無いにしても、存外古いものなのではなかろうかと思われますが、いかがでしょうか。

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