木田安彦 作『阿吽』を買取させて頂きました。
TOKYO NISHIOGI ANTIQUES
東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々
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1945年、満州で生まれた井堂雅夫は、戦後混乱の中、両親の実家である京都に引き揚げ、その後、父親が岩手県に職を得たことで、岩手へ移り住むことになりました。
日本の戦後の歩みは終戦の年に生まれた井堂の歩みにも重なっています。井堂は、盛岡の大自然の中でのびのびと育ちました。しかし、両親の離別により、15歳の時に
京都の母方の実家に引き取られました。一時は電気関係の仕事に就きますが、もの創りの盛んな京都で、多くの人たちが伝統産業に従事していることを知ると、小さい
頃から絵を描くことが好きだった井堂は、祖父のつてを頼って染織作家の元に内弟子となりました。この時の決断が井堂のその後の進む道の大きな分かれ道となりまし
た。20歳で染色職人として独立し、生活のため帯やきものを染める仕事をしつつ本格的に創作活動を開始し公募展などにも出品を始めました。
木版画家・斎藤清の作品との出会いにより、木版画の世界にのめり込んでいきます。その頃、昼は十人ほどの職人たちとともに染色工房で帯やきものを制作し、夜は版
画のための下絵制作を続け、念願の制作工房と木版画普及の拠点となる画廊を開き、もの創りに力を尽くしていきました。その後、70歳で亡くなるまで、染料で絹地に
絵付けを施したり、アクリル画を制作するなど画家としても多くの作品を残しています。
こちらの作品は、東京のシンボルでもあるレンガ造りの駅を背景に、雪で覆われた景色は、美しく、郷愁を感じさせます。
いくつもの工程を経て作らた木版画の技法により、色の深みがあるのも、染色作家としての経験が存分に生かされているのではないかと思われます。
只今ヤフオクにて出品中です。
お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)
1937年パリに生まれたカレルは、子供の頃から絵に対する情熱を抱き続けていたましたが、学校では会計学を学び、長い間、絵は趣味として続けていました。
しかし、周囲の強い勧めもあり、30代の時に彼のすべての時間と情熱を芸術に捧げるべく、仕事を投げ打つ決意をし、画家に専念したました。
間もなく版画の分野で彼の風景画は有名になり、今や数多くの賞とともに特にヨーロッパとアメリカで多くのファンを獲得しています。
こちらのリトグラフ作品は、夕暮れ時を表しているのでしょうか、淡い色彩の空とゆらゆらと穏やかな海にヨットが浮かび、観ているとゆったりとした気分になれそう
です。 ヤフオク出品中ですのでどうぞご覧ください。
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1918年、東京に生まれた五味悌四郎は、幼い頃から絵画に魅せられ、東京美術大学卒業し、1964年には渡欧。パリのグランド・ショミエール芸術学校にて学び、
本場のシュールレアリスムを掴みとります。そして、1965年に出品した、ボザール展では入選を果たしました。フランスのル・サロン展にて銀賞と銅賞を受賞し、
日本のみならず海外においても、高い評価を獲得しました。帰国後の1968年には、大学時代から出品していた一水会で優勝を飾ります。この実力と貢献を買われ、
1984年には一水会の委員に推挙されますが、より自由な作品を生み出し続ける道を選び、1986年に一水会を退会、無所属として活動開始しました。
静止画においては、その研ぎすまされた写実力を発揮し、日本におけるシュールレアリスムの最高峰とも言える作品を生み出しました。
五味悌四郎自体、そこまで広く知られている画家ではありませんが、海外に渡り、洋画の研究とを研鑽を積み上げ続けたことで、独特な世界観を作り上げ、
日本の洋画界に革命をもたらすほどの、大きな功績をあげていきました。
こちらの作品は、木曽路を代表とする観光名所、中仙道の宿場を情緒溢れる筆遣いで表現しています。
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篠田桃紅 「AN ODE」ヤフオク出品中です。
篠田桃紅
1913年 中国、大連生まれ。
5歳の時に、父に書を教わり、以後独学で書を極めます。
戦後、文字を解体し書で抽象画を描き始め、海外などで古典を開催。
1974年、増上寺(東京)大本堂、ロビーのために壁画を、道場のために襖絵を、エレベータ内部のためにステンレスエッチングを制作します。
激しい筆致はやがて叙情性をたたえ、
80年代から90年代にかけては、線はより洗練された間を構成していきました。
その後も、精力的に活動しエッセイなども出版しベストセラーにもなりました。
近年ではリトグラフも手掛けました。
その他、多くの建築物などの壁画を制作しています。
特に有名なのが増上寺の壁画で一見の価値ありです。
本作品は、ヤフオクにて出品中です。
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