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ヤフオクにて安倍立剣道の古書を出品しています。

安倍立

ヤフオクにて安倍立剣道の古書を出品しています。

安倍立剣道は、江戸時代前期の剣術家「安倍頼任」によって作られた流派です。

寛永元年生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)秋月藩士。タイ捨流を東権右衛門らにまなぶ。

慶安2年円頓流をおこし,のち円立(えんりゅう),安倍立と改称。寛文7年流名を廃し,剣道と称した。

同年「安倍立剣道伝書」19巻をあらわす。のち福岡藩主黒田光之につかえた。元禄(げんろく)6年死去。70歳。

後名は武任。通称は宗左衛門。号は一鎬士,夢翁。姓は安陪ともかく。

 

今回、出品している古書は2021年10月頃にヤフオク出品した同じ門下の目録です。

注目したいのが、元禄から続く代々の目録者が書かれたところで歴史の重みを感じます。

大変めずらしい古書だと思います。

この機会にぜひ

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清水敦次郎『奥利根の秋』を買い取りさせて頂きました。

清水敦次郎は、1894年、新潟県三条市に生まれ。1915年に上京、太平洋画研究所で学び、主に木曽の山奥などを題材に描きました。1918年に文展に初入選して以後、

数々の展覧会で入選を続け、60歳になるまでに個展は20回開催しました。1935年から12年間は太平洋画会員でしたが、その後、示現会、白土会の結成に携わります。

1944年には東洋高等女学校で教鞭をとるなど、活躍しました。画風は終始地味で刻明で、やや冷たい写実主義に基く風景画で通し、山林美術協会にも関係していたそう

で、長野県西筑摩郡に独居して信州の山や渓谷を好んで描いていたそうです。

こちらの作品『奥利根の秋』は、1950年11月、清水敦次郎が72歳の頃に描いたものです。全体的にトーンが暗い印象ですが、しばらく眺めていると、深い森の中に引き

込まれ、朝の光が少しずつ差し込んできて、渓流の音が聞こえてくるようです。こちらは慈光店舗にて販売しております。

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竹久夢二作『婦人グラフ』表紙画を、買取させて頂きました。

こちらは、竹久夢二の木版画で、『婦人グラフ』十一月号第1巻7号(大正13年)の表紙画です。

『婦人グラフ』は、大正13年から昭和3年まで国際情報社から刊行された婦人雑誌です。富裕層の女性をターゲットに、国内外で流行のファッションやニュース、小説、

華族・名家の夫人や令嬢のグラビアなどを掲載、小さなカットの挿絵も多色摺木版画やカラー写真を、一冊ごとに貼り込むという贅沢な作りの雑誌でした。

表紙や挿絵は竹久夢二の他、や伊東深水、蕗谷虹児ら当時の人気作家がちが描き、女性たちから圧倒的な支持を得たものの、その贅沢な紙面作りが災いし、創刊から僅

か4年7か月後の第55号を最後に廃刊となりました。作家たちの描いた作品や装幀などの芸術性は勿論、当時の時代風俗や流行などを知る資料としても評価されていま

す。

こちらの夢二の作品は、雑誌から直接剥がしたもので、サイズは約18×20.5㎝となっています。木版画独特の質感と色彩がとても美しく、『秋のしらべ』というタイトルになっており、秋の夜長にゆったりとした気分で眺めていたくなる作品です。

 

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山口華揚の木版画『秋晴れ』を販売しております。

1899年、京都の友禅染色家の二男として生まれた山口華揚は、幼い頃より、粘土や筆で動物を写すことを好み、小学校を卒業後、西村五雲に師事します。

師の勧めにより、京都市立絵画専門学校(現在の京都市立芸術大学)に入学すると、同年の第10回文展で『日午』が初入選します。

また、竹内栖鳳の私塾竹杖会の研究会に参加し、京都画壇の伝統に学び、花鳥画を研鑽を重ねると、出品した作品が連続特選となり、

動物画家として名を知られるようになりました。第10回日展の際、斬新で理知的なフォルムと構図、色彩対比を見せる「黒豹」を出品、

師五雲の影響を払拭した独自の様式を確立すると共に、現代的な日本画の登場として話題を集めました。

円山四条派の写実を出発点とし、穏雅で淡々と描き出す対象の中に知的でシャープな現代的感性を盛り込んだ作風は、

戦後の日本画壇の動向の中でも一つの指標となりました。1980年に文化功労賞に顕彰され、翌年、文化勲章を受賞。

1982年には京都市名誉市民となり、パリのチェルヌスキ美術館で個展が開催されたりしましたが、1984年京都府京都市において、84歳で亡くなりました。

名作を木版画で再現した『秋晴れ』は、涼し気な薄青い背景と紅葉の対比に緊張感のある作風です。木漏れ日の中に佇む黒猫の瞳に吸い込まれていきそうです。

こちらの作品は慈光店舗にて販売しております。

 

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木田安彦 作『阿吽』を買取させて頂きました。

 

木田安彦(1944~2015)は、京都の寺社や仏像を主なモつーフとして木版画をはじめ、ガラス絵や水墨画、書等、多彩な活動を繰り広げました。
京都に生まれ、京都市立美術大学美術専攻科へ進学し、公募展に入選、イラストが認められ、『年鑑イラストレーション』に掲載されました。
東京に移ると、博報堂制作部に勤務。入社一年目で毎日商業デザイン賞を受賞するなどグラフィックデザイナーとして注目を集めました。
その後は、デザインと版画家の仕事を両立させ、国内外の数々の賞を受賞しました。
こちらの木版画作品『阿吽』は、迫力のある開口の阿形像と、口を結んだ吽形像である金剛力士像が描かれ、味わい深い寺院の風景となっています。
木版画の可能性を求め続けた木田の魂が込められているようです。

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