TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

春海や清堂の筆になる書帖を武蔵野市にて買い取り致しました

書帖各種 豊道春海・亀井清堂書 楷書 千字文 王羲之 陶淵明
書道に於いてその手本となるものでありましょうか、折り畳まれた書帖がまとまって入って参りました。
当分野に疎い上に判読の難しさも手伝い、まだほぼ手付かず、未整理の段階でありますが、多くはどうやら豊道春海と亀井清堂という書家先生の筆によるもののようです。
頁を少し繰ってみたところでは、楷書体で書かれたものが主体を成し、また陶淵明や王羲之の名にも出くわしました。
目下のところその稀少性や価値などを判じかねておりますが、遠からずヤフオク!への出品の運びとなろうかと思います。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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杉並区内に於いて能面 神楽面『生成(なまなり)』を買い取りさせていただきました

能面 作者不明 生成(なまなり)般若 狂言 神楽面
能、狂言用のお面である、白狐を連想させるような『生成なまなり』の神楽面を買い取り致しております。
この生成それ自体は馴染みが薄いかもしれませんが、『般若』へと進化を遂げる前段階の、魔性が未成熟な鬼であると聞かされますと俄かに興味が湧きます。角が未発達で、形相にもまだ鬼気迫るものがもうひとつ乏しいのも宜なるかなです。なお、きつね(説話・民話中では女に化けることが多い)みたいに映るのも、そもそもこれは怨念や嫉妬に絡め捕られた女鬼の面であり道理といえましょう。そして最終的には、般若を経て、『真蛇』という完成体というべき蛇のような顔付きの鬼女と変化を遂げるのだそうです。青鬼・赤鬼から天狗まで、果ては “×××の鬼” という形容表現と、「鬼」のイメージはかなり多様であるなかで、本来・原初の鬼の姿の流れを汲むものと解することも許されましょうか。
具体的な用途、役柄には思いも及びませんし、また作者銘が無くて心許ないのではありますが、夏季休業明けのヤフオク!への出品を予定しております。

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森義利の合羽摺 1986年制作『大・小獅子』を練馬区にて買い取りさせていただきました

森義利 小獅子・大獅子 版画 29/70 合羽版・摺 1986
合羽摺という、江戸時代の浮世絵にも用いられたという、薄い和紙を数枚張り合わせた「合羽紙」に図柄を描き、それを彫って型紙をつくり、手摺りを行なう技法による、版画の第一人者とされます森義利(1898~1992)の晩年の作品2点、『小獅子』と『大獅子』を買い取りさせていただいております。
他の一連の作品と同様に、歌舞伎の見得を想起させる迫力ある構図と、アクセントとなる黒を輪郭として明快な色彩を用いた躍動感ある色使いがここでも特徴的で印象に残ります。
戦中~戦後にかけて友禅の文様絵師として名を成したのでしたが、初めは画家(浮世絵風人物画家)を志していたからでもありましょうか、国際版画展での入選を契機として1950年代後半からその後半生を版画に捧げ、合羽摺の蘇生を成し遂げるに至ったようです。
生粋の江戸っ子らしいといえましょうか、日本板画院という団体を、工芸と美術を巡る意見の衝突から脱退しておりますし、また日本国内におけるよりもむしろ海外での評価の方が高いように見受けられ(ウィキは日本語でページ無しだが英語にはある)、相当に我・芯の強そうな一本気、一言居士であったのではなかろうかという個性的な人物像が傍からは想像されたりします。
大・小いずれも1986年に刷られた、70部限定の29番となります。既に弊社店頭にて販売中ですので、お近くの方は間近にてお確かめいただけます。

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韓国人間文化財 池順鐸作 三島刷毛目茶碗を三鷹市にて買取させて頂きました。

池順鐸

韓国人間文化財 池順鐸作 三島刷毛目茶碗を三鷹市にて買取させて頂きました。

池順鐸は李朝時代以降、途絶えてしまった高麗青磁を復活させようと同じく韓国人間文化財の柳海剛とともに

高麗青磁を再現させました。

池順鐸は日本の民藝運動に影響を受けたとも言われています。

買取させて頂きました茶碗は高麗茶碗の一種、三島茶碗です。

李朝初期に焼かれたとされています。

この茶碗は外側が刷毛目で覆われています。

茶碗の内側が三島模様で外側に刷毛目のあるものを二つの作行きがあるので二作といいます。

慈光では、お茶道具の買取も行っております。

ご紹介した池順鐸作 三島刷毛目茶碗はヤフオク出品予定です。

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月岡芳年「黒田如水の儉」の浮世絵を中野区にて買取させて頂きました。

月岡芳年「黒田如水の儉」

月岡芳年「黒田如水の儉」の木版画を中野区にて買取させて頂きました。

月岡芳年(1839~92)は、幕末から明治時代前半にかけて活躍した浮世絵師です。

芳年は、衝撃的な無惨絵の描き手としても知られ、「血まみれ芳年」の二つ名でも呼ばれています。

作品も葛飾北斎に並んで多作で最後の浮世絵師とも言われています。

昭和世代は残虐なイメージが強く一般的な人には人気が無かったようです。

平成・令和となり再評価されるようになりました。

買取させて頂きました浮世絵は「黒田如水の儉」という題材のものになります。

おそらく錦絵修身談の挿絵かと思います。

状態は、経年があるため折れ・破れなどがありました。

慈光では、浮世絵の買取を行っております。

近日、ヤフオク出品予定です。

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