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骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

三鷹市にて木彫り熊を買い取りさせて頂きました。

木彫り熊

三鷹市にて木彫り熊を買い取りさせて頂きました。

ざっくりと面で削られた面彫り熊です。

この木彫り熊、表情がとても豊かで笑っているように見えます。

北海道の熊が民芸品として世に出たのは1924年頃で、

面白いことに木彫り熊の産地である、八雲と旭川は同時期に別々に熊が掘られたことです。

八雲は、徳川のお殿様が農民の生活を憂う気持ちと農村美術から。旭川は、熊への尊敬と畏れの気持ちとアイヌの伝統の木工技術からと言われています。

在銘がないので確証はありませんが、買い取りさせて頂きました熊は面で削られているので、八雲に近い作りです。

 

この他にも、数点熊木彫りをヤフオク出品予定です。

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古谷道生作、伽藍石香合を買い取りさせて頂きました。

 

 

古谷道生(1946~2000)は、中世から続く陶業地である滋賀県信楽に生まれ、信楽焼の次代を担う人物として注目された陶芸家でした。

古谷は、大型の登り窯が主流だった信楽で、1970年から小型の穴窯を自らで築造し、作品制作を始めました。製品的に均一で安定して大量に焼造することができる登り

窯に対し、穴窯は不安定で少量生産しか望めませんが、古谷はその不安定なことを利点とした作品を作り続けることに作陶の道筋をつけていきました。

1980年代以降、当時としては異色の古谷の信楽焼は、人気を博し、個展初日には行列ができるほどでした。その後、日本伝統工芸展などで入選し、日本工芸会近畿賞な

ど数々の賞を受賞しました。また、古谷の手掛けた研究書『穴窯─築窯と焼成─』は、のちに陶芸家のバイブルとなり、現在では、登り窯にとって代わり、

穴窯が薪を使って焼成する窯の主流といってよいほどになりました。古谷は、この本の刊行のあと体調を崩し、多くの人に惜しまれ、54歳で早逝されました。

こちらの作品、古谷道生の伽藍石香合は、ヤフオクにて出品予定です。どうぞお楽しみに。

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中国墨、油煙一〇一 /一〇二を買い取りさせて頂きました。

油煙

中国墨、油煙一〇一 /一〇二を買い取りさせて頂きました

油煙一〇一 /一〇二は、五石漆烟が油煙101、超貢烟が油煙102となります。

名前の変更は文化革命されております。

両方ともに、70年代初頭の製法に限って言えば、純油煙で出来ています。

製造元は、墨を製造していた曹素功と胡開文が統合され公営化されたものです。

こちらも文化革命時に上海墨廠に名前が変更されます。

買い取りさせて頂きました墨は上海墨廠と書かれているので、

文革後の製品となります。

こちらの商品は、ヤフオク出品予定です。

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店頭にてウォルサムの懐中時計を買い取りさせて頂きました。

ウォルサム

ウォルサムの懐中時計を買い取りさせて頂きました。

ウォルサムは、懐中時計が有名なアメリカ最古の時計ブランドです。。エイブラハム・リンカーンやジェームズ・ブキャナン、川端康成も愛用していました。

18世紀後半には、鉄道用懐中時計需要に伴いアメリカ最大手の時計メーカーに成長しました。

現在は、日本の平和堂貿易の100パーセント子会社となっています。

買い取りさせて頂きました懐中時計のケースは金無垢の18Kでした。

金無垢の懐中時計は、金の高騰により人気があります。

金無垢なので高級感が有り、小ぶりなサイズなので女性の方にもおすすめです。

こちらの商品はヤフオク出品予定です。

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三鷹市にて濱田庄司の花瓶を買い取りさせて頂きました。

濱田庄司

三鷹市にて濱田庄司の花瓶を買い取りさせて頂きました。

濱田庄司

1913年、東京高等工業学校(現東京工業大学)の窯業科に入学し、上級の河井寛次郎と親交を結ぶ。

1919年にバーナードリーチと知り合い、翌年に渡英しセント・アイヴスで作陶生活を送る。

1924年帰国後に、栃木県の益子へ居を移し以後活動の拠点とする。

作陶の拠点であった益子の土と釉薬を用いた作品が多い。

濱田庄司といえば、柳宗悦、河井寛次郎とともに民藝運動を推進した中心的存在。

名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具、それは健全な美であると提示しました。

買い取りさせて頂きました花瓶も、大量生産で失われてしまった、生活に根ざした「手仕事」が感じられます。

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