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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

中野区にて赤坂尚の油彩画を買取させて頂きました。

中野区にて赤坂尚の油彩画を買取させて頂きました。

赤坂氏は「私の制作は99%現場での制作」と述べており、現場で見たものを大胆な筆使いで絵に落とし込み描いています。

氏の作品は赤を基調とした作品を多く描いており、題材は「ある冬の門」ですが、この作品も赤みを帯び温かい雰囲気の作品にしあがっています。

略歴

1927年静岡県生まれ
1954年東京藝術大学油画科卒業
1956年東京藝術大学専攻科修了
1959年渡仏-’62 立軌会同人
中野中足裏庵日記
中野中足裏庵日記
中野中足裏庵日記
中野中足裏庵日記

この作品はヤフオク出品予定です。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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九代大樋長左衛門を武蔵野市にて買取させて頂きました。

大樋長左衛門

九代大樋長左衛門を武蔵野市にて買取させて頂きました。

九代大樋長左衛門が作る黒茶碗は晩年作のものが多く、

この茶碗も晩年作のものかと思われます。

九代大樋長左衛門曰く、自らが満足がゆく作品ができたのは60代以降と話しており、

「派手なものは、あっと驚くかもしれないが、無為のものは、あっと驚くかもしれないが、無為のもので世間をあっと言わせるものは難しい。

その点、茶碗を作ることも難しい。特に無地ものの大樋焼は派手さがない」

「見どころの多い茶碗ならいいとか、世間ではいうが、そういう茶碗は、本当の茶碗じゃないと思う。無為で作って、頭の下がるほどの品位のある茶碗がいいということでしょう」

長左衛門は「作っている間は、無の境地で」作陶したそうです。

派手さは有りませんが、凛とした佇まいの素晴らしい茶碗です。

 

九代大樋長左衛門 略歴

本名を長次郎、名を長左衛門、裏千家鵬雲斎より号を陶土斎を賜る。
1917(大正6)年、石川県立工業学校窯業科を卒業後、父に師事。
1923(大正12)年、金沢市東山公園麓の松林の中に工房「芳土庵」を設ける。
1925(大正14)年、九代大樋長左衛門を襲名。
大徳寺488世全提要宗より「大樋」印を授かりました。
1940(昭和15)年、内閣総理大臣・近衛文麿より自筆の「長左衛門」金印を授かる。
1942(昭和17)年、工芸技術保存作家の指定。
1958(昭和33)年、日本工芸会正会員。
1973(昭和48)年、日本陶芸展に推薦招待され数印黒楽茶碗を出品。
1977(昭和52)年、裏千家十五代鵬雲斎宗室より「陶土斎」の号を授かる。

慈光店頭で販売しております。

お近くの際は、ぜひお立ち寄りください。

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中野区にて平野遼の水彩画を買取させて頂きました。

平野遼

中野区にて平野遼の水彩画を買取させて頂きました。

孤高の作家、平野遼

1927年生まれ、独学で絵を書き始め北九州を中心に拠点を置き活動しました。

平野遼作品は、目や表情を描くことが少なく、どういう感情なのかどういった場面なのか分かりません。

平野遼は「闇に光を追う・魂の画家」とも言われており、この絵も、明るい絵なのか暗い絵なのか分かりません。

扉の先の暗闇には何があるのか、観覧者の想像をかき立てる絵となっております。

 

略歴

大分県佐賀関町に生まれる。生後まもなく八幡市に移り、一時上京するが、亡くなるまで北九州市を離れることはなかった。

昭和24年(1949)新制作派展に初入選以来、自由美術、主体美術協会を舞台に活躍し、同37年には安井賞候補に選ばれ注目を集めた。

同50年からは無所属となり、個展や「明日への造形展」出品、また同61年に北九州市立美術館、池田20世紀美術館で大規模な個展が開催された。

人物像を得意とし、人間の実存的な様態を追求した。

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杉並区にて剣術・剣道の巻物を買取させて頂きました。

剣術巻物

杉並区にて剣術・剣道の巻物を買取させて頂きました。

巻物のなかには、小目録や兵法などが含まれています。

殆どが、安部立剣道のものですが中には小野派一刀流のものもあります。

安部立剣道は新陰流、タイ捨流の流れをくむ剣術です。

流祖は、流派というのを改め、剣道としたと言われています。

剣道という名前は、明治頃の普及してきたと言われていますので、安部立剣道は早い時期から流派名を剣道にしたと言われています。

この安部立剣道は情報が少なく、現在では無くなってしまった剣道のようです。

無くなってしまった剣道ですが、こういった巻物や古書によって現在でもこの流派の跡をたどり、

剣道の資料として活かせるのは嬉しい限りです。

この他、古書もありますのでお楽しみに。

今月中にヤフオク出品予定です。

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店頭にて唐津焼・井上東也の花入を買取させて頂きました。

井上東也

店頭にて唐津焼・井上東也の花入を買取させて頂きました。

学生時代に唐津焼に魅了され、唐津焼の陶片などを収集したそうです。

1969年鏡山窯(きょうざんがま)を開窯し、陶芸家・塗師淡斎(ぬしたんさい)に師事。

その後、国内にとどまらず海外などで個展を開催します。

残念ながら2013年にお亡くなりになりましたが、現在は息子の二代目が鏡山窯を引き継ぎ、

井上東也が開窯した窯元を守っています。

 

買取させて頂きました花入れは唐津らしい釉薬の味わいとともに飽きの来ない作品に仕上がっています。

どっしりとした船徳利のような形なので安定感があります。

底にかけて意図した釉切れ(釉抜け)がみられ、この作品の傑出した雰囲気を一層引き立てています。

 

この作品は、定額にてヤフオク・ヤフーショッピング出品中です。

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