TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
アンティークや古道具、骨董なら東京・杉並区西荻窪の慈光におまかせください。骨董のまち西荻窪で古くから営業してまいりました。西荻窪へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

ラリック『勝利の女神』を、慈光店頭にて販売しております。

ルネ・ラリックは1860年にフランスで生まれたジュエリー作家で、ガラス工芸作家です。前半生はジュエリー作家として活躍し、50歳ころからガラス工芸作家に転向し

ました。その当時、カーマスコット(クルマのボンネットの鼻先にあったラジエータキャップにとりつける装飾)のデザインも数多く手がけました。

クルマは当時から単なる移動のための道具ではなく、ファッショナブルな自己表現をするツールでした。そこに目を付けたラリックはギリシャ神話の絵画からヒントを

得たモチーフなど、カーマスコットに表現しました。こちらの『勝利の女神』は口を大きく開けた人物の頭部で、髪がたなびく様が放射状の直線でダイナミックに表現

され、自動車のスピード感が強調されています。交通手段が著しく発達していったスピードの世紀を象徴する作品で、別名《風の神》とも言われています。その彫刻的

フォルムから、ラリックのカーマスコットの中でも代表作の一つされています。

慈光店舗にて販売しておりますので、ぜひご覧下さい。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)道具屋 慈光
TEL/FAX 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


 

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東山 魁夷の「金太郎」を、慈光店舗にて販売しております。

 

 

文化勲章受章者でもある東山 魁夷(ひがしやま かいい、1908- 1999年)は、昭和を代表する国民的日本画家と言われています。優れた風景画家でしたので、こちらの版

画作品『金太郎』は、東山魁夷としては珍しい童画です。愛らしい風貌に、観ているとおおらかなであたたかな気持ちになります。こどもや孫の面影を重ねる方も多い

でしょう。こちらの作品は慈光店頭にて販売しております。健康祈願に飾られてはいかがでしょうか?

東山魁夷
明治41年:横浜に生まれる。
大正15年:東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科に入学、同級生に橋本明治、加藤栄三、山田申吾らがいた。在学中を通じ特待生に選ばれる。
昭和6年:東京美術学校日本画科を卒業、結城素明に師事し雅号を「魁夷」とする。
昭和8年:ドイツ留学。ベルリン大学で美術史を学ぶ。
昭和22年:「残照」を描いて以来、風景画家として立つことを決意する。
昭和24年:「金太郎」制作。
昭和25年:はじめて日展審査員となる。「道」によって画壇及び社会的に認められるようになる。
昭和31年:第11回日展出品作「光昏」により、日本芸術院賞を受賞する。
昭和40年:日本芸術院会員に任命される。日展理事に就任する。
昭和43年:皇居新宮殿の大壁画「朝明けの潮」完成。
昭和44年:文化勲章受章、文化功労者として顕彰される。
昭和55年:唐招提寺壁画を完成。
平成2年:長野に東山魁夷館開館。
平成11年:逝去。享年90。従三位勲一等瑞宝章を追贈される。パリで東山魁夷展開催。

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買取のご相談は TEL/ 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)

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年末年始営業のお知らせ

 

雨宮喜能登の窯彩硝子作品を、慈光店舗にて販売しております。

今回ご紹介の商品は、雨宮喜能登(あまみや きのと)のガラス工芸作品で、窯彩硝子の花瓶です。

窯彩(ようさい)硝子は、15世紀フランスの王侯貴族たちに人気があった装飾品の技法で、19世紀末に硝子工芸作家のエミール・ガレーにより開花しました。

様々な色彩の硝子粉末を調合し焼き付けたもので、硝子七宝とも呼ばれています。硝子と溶解度の違う釉薬の調合、肉筆彩色、温度処理法が非常に困難なために、次第

に世の中から姿を消して行くこととなりましたが、日本では雨宮の独学により、現代に復活させたと言われています。高貴で品格を備えた窯彩硝子は国内外で高く評価

されています。こちらの花瓶は、鮮やかな青色に可憐な花が描かれており、目を惹く作品です。只今、慈光店舗にて販売中です。モダンな空間のディスプレイとしてい

かがでしょうか。

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田村能里子のリトグラフ作品を、慈光店舗にて販売しております。

田村能里子は油絵、壁画で有名な画家で、アジアを中心とした女性の凛とした逞しい姿を描き、高い評価を受けています。

1944年に愛知県に生まれた田村能里子は、中学校3年生の時に画家としての道を志しました。そして1962年に上京し、武蔵野美術大学油絵実技専修科へ入学します。

同校卒業後に結婚し、夫の赴任地であるインドで4年間生活をし、インドの伝統的な文化などに大きな影響を受けました。滞在中は現地の女性を描き続け、帰国後も何

度もインドを訪問し現地で暮らす人々を題材にした作品を数多く制作しました。1986年に文化庁芸術家在外研修員として中国に留学、西域各地を探訪しその後もタイな

どのアジアを中心に、国内外で数多くの壁画を制作し、画家としての地位を確立していきました。画家として油絵をメインにパステル画やリトグラフ、デッサンなど

様々な技法を用いて活動を展開していましたが、次第に壁画へと活動の軸が移っていきます。中国・西安のホテルを始め競馬場、豪華客船、コンサートホール、病院な

ど、多くの壁画を手がけ、日本だけでなく世界で高い支持を得ています。

今回ご紹介のリトグラフ作品は、田村能里子作品の象徴的な色である「赤」を使い、布越しに何かを見つめている女性の姿は美しく、アジア女性のたおやかさが見事に

表現されています。慈光店舗にて販売しておりますので、是非ご覧ください。

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