TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
アンティークや古道具、骨董なら東京・杉並区西荻窪の慈光におまかせください。骨董のまち西荻窪で古くから営業してまいりました。西荻窪へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

天然石から彫り上げられた宮城県の伝統工芸品 大きな雄勝硯を販売中です

重厚長大雄勝硯
硯の国内生産高で80~90%を占めるという、宮城県石巻市の伝統工芸品、雄勝硯のそれはそれは巨大で重い一枚が店頭に並んでおります。
材料、原石である雄勝石は、黒色硬質粘板岩で粒子の均質さ、光沢の美しさ、そして機能面での鋒鋩(ほうぼう)のバランスの良さなどから、硯の原石として最も優れた特徴を持っているとされ、同市雄勝地区内の山から露天掘りで採石され、工人によって昔ながらの手作りで彫り上げられて硯として世に送り出されているとのこと。
記録によればその硯の歴史は大層に古く、室町時代の応永三(1396)年の文献史料中に言及がある(採掘山である「硯浜」の名が出て来る)そうで、江戸時代初期には藩主の伊達政宗から賞賛を賜り、二代目忠宗にいたっては硯師を伊達藩に召し抱え、硯の原料が採れる山を「お止め山(お留山)」と称し、いわば藩の独占としたくらいですから、その評価と人気・需要の高さが窺い知れます。
今回掲げた硯は縦横30×20センチ余りで重さは5キロを超えるのでは?という正しく重厚長大な一品。なお国産の硯にしては、相対的(あくまでw)に海(墨池)が小さく、また硯面の全体像として模した花瓶の口部分に第二の池?もあって、実用というよりは装飾向きの特殊硯と看做すべきかもしれません。また、花瓶の図柄の周囲には、粉雪が舞い散っているような白い斑点が出ていますが、これは天然の模様を生かしたものであるとすれば、無銘ながらこの工人の美意識の一端が存分に発露されているといえましょう。
600年以上もの長き伝統を誇る雄勝硯の生産は、あの忌まわしい東日本大震災による壊滅的な状態(工場被災、工人離散)から立ち直り復興を遂げつつあると聞き及びます。また、雄勝石は屋根材(天然スレート)としての用途に加え、高級食器に加工した「雄勝石皿」での新たな展開も進んでいるそうです。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


慈光オークション

ヤフオク
オンラインショッピング

ヤフーショッピング

買取はこちら
買い取りバナー2

ヤフーショッピングで、高岡銅器の玉獅子 秀山造を販売しております。

高岡銅器 玉獅子 秀山造

慈光ヤフーショッピング 秀山造 玉獅子 高岡銅器 台座付き

 

アンティーク慈光では、骨董品、工芸品などのお買い取り、販売を行っております。

今回ご紹介するお品物は、高岡銅器の玉獅子です。

高岡銅器は、富山県高岡市の伝統工芸です。その起源は古く、1611前田利長が街の繁栄をもたらすため7人の鋳造師を高岡市金谷町に呼び寄せたところから始まりました。当初は、鍋、釜など鉄器の生産が中心でしたが、多彩な仕事が増え、天保期頃から銅器の生産が始まりました。

明治時代の廃刀令により職を失った刀職人が銅器産業に参入し、日用品から美術工芸品に変化していきました。

 

現在は、伝統と斬新な感覚を取り入れた動きが盛んであり、「能作」などのメーカーを中心に、若い世代にも非常に人気があります。高岡銅器を巡る観光客が国内外問わず、多く訪れています。

 

こちらの獅子丸は、鋳物銅器ならではの繊細な技術が集約されており、大胆な構図で躍動感があります。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481

買取のご相談は TEL/ 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)

買い取りはこちら


1950年代のブリキのおもちゃ パンナムの飛行機ストラトクリッパー を販売中です

パンナム ストラトクリッパー 23V 飛行機 ブリキのおもちゃ
国内で見かけるのは珍しい西ドイツGAMA社製のブリキの飛行機 ‘Strato’ Clipper が先頃入荷しております。
その名は意訳すれば「成層圏を行き交う大型旅客機」、原機は当時の代表的な商業用輸送機であるボーイング307ストラトライナーであると思われます。重爆撃機 B-17 を転用した、4エンジン搭載の、最高巡行高度6000mを誇った、往年の名機ということになりましょう。
実機は1940年から1970年まで現役であったようですが、このブリキのおもちゃは1955年頃の製造といわれ、流石にフリクション機能による推進動作および電池式ライトの点灯はいずれももはや稼働いたしません(主翼下の車輪のひとつが失われている)が、空体力学とは無縁と思わせる丸みを帯びたノーズ部を筆頭にいかにも古めかしく当時を知らない者までもノスタルジックな気分に浸らせる存在感があります。一般的にブリキのおもちゃと申せば特撮関連やクルマといった国産ものの人気が頗る高いとは思われますが、こういった輸入物にも熱い目が向く時代が遠からず来るかもしれません。
弊社ではブリキものに限らず昭和期などの古い玩具全般の買い取りも歓迎致しておりますので、ご処分をお考えでしたら是非電話やメールにてお問い合わせください。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


慈光オークション

ヤフオク
オンラインショッピング

ヤフーショッピング

買取はこちら
買い取りバナー2

ヤフーショッピングで18金 赤珊瑚の指輪を販売しております。

 

慈光ヤフーショッピング 赤珊瑚 ヴィンテージ 指輪(♯10)18金 総重量 4.4g

ヤフーショッピングで18金 赤珊瑚の指輪を販売しております。

中国では赤は縁起の良い色とされており、近年の中国の景気の良さで価格が高騰していました。

宝石の珊瑚は深みある赤色を想像しますが、種類や色の濃度によって名称も値段も変わってきます。

中でも日本産の珊瑚は最高級と言われており、色の濃度と品質が良く、色は血の様な深みがあります。

近年は値上がり傾向がみられるため、購入をご検討の方はお早目に。

 

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481

買取のご相談は TEL/ 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)

買い取りはこちら


 

 

 

マルク・シャガールの複製画「ヨセフ」を店頭にて販売中です

マルク・シャガール 「ヨセフ族」『エルサレム・ウインドウ』より
マルク・シャガール(1887~1985)が聖地エルサレムの新教会(ユダヤ教)の為に描いた12枚連作の『エルサレム・ウインドウズ』からの一枚 「ヨセフ」 の複製画が入荷しております。
アンドレ・マルローに依頼され1964年に完成したオペラ座の天井画の制作をはじめとして、フランスでの活動が長くまた充実していた(ただ大戦中には米国に亡命していたが)シャガールですが、出生の地は旧帝政ロシアの現ベラルーシで生粋のユダヤ人なのは、殊に本邦では見過ごされがちかもしれません。
戦後まもなくの1959年に、ユダヤ教の新しい教会の建設が決まり、内装のステンドグラスのデザインを依頼されたシャガールは、自身が深く信仰するユダヤ教の聖典「旧約聖書」を素材に、その中のイスラエル12部族をテーマとして、見事な色彩と迫力ある描写で精神性の深い12枚のステンドグラスを生み出したというわけです。
今回の品はそれらの内からヨセフをテーマとしたもの。それら12人の息子の父であるヤコブが今際にひとりひとりに残した最期の言葉(旧約聖書 創世記 第49章)が、インスピレーションの源のようです。このヨセフでは、「ヨセフは実を結ぶ若木、泉のほとりの実を結ぶ若木。その枝は、かきねを越えるであろう。」という、第22節がそれに当たります。年長の兄弟たちに迫害されエジプト行きとなり苦難と栄誉(宰相に就く)を味わい、偶然が重なり自国民を飢饉から救うことになる救世主ヨセフの将来、行く末を示唆するような父の遺言であると解釈出来るかも知れませんね。
目映いばかりにグラス一面を覆う黄色の全体色は、穀物(麦)や財産、豊穣を象徴しているのでしょうか。画中右手に見える雌牛(七年間の大豊作が訪れ、その後七年間の大飢饉が訪れるという、エジプトのファラオの夢に出た預言に関連?)らしきのが6頭しかいないのが少し腑に落ちずにおります。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


慈光オークション

ヤフオク
オンラインショッピング

ヤフーショッピング

買取はこちら
買い取りバナー2


PageTop