TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

アンリ・ド・トゥールズ・ロートレックの『騎士』を店頭販売しております。

 

 

ロートレックは、19世紀末のフランスを代表する画家です。世紀末独特のデカダンスな空気に覆われたモンマルトルなどパリの歓楽街で生活する人々を、

独特な現代的感覚によって表現しました。サーカスやダンスホール、カフェ、ダンサーなどの芸人、娼婦らを描いた風俗画作品が有名ですが、

肖像画や裸婦作品も制作しました。また、多色刷り石版画制作の技術の進歩により、大量生産が可能となったポスターの原画を数多く手がけ、

大衆的・実用性の高い作品の芸術性の発展・社会的地位の向上に多大な貢献をしました。

こちらの作品はロートレック作品ではあまり見かけない『騎士』を描いています。

躍動感溢れる馬の後ろ脚が逞しく、目の前をものすごいスピードで駆け抜けていく様子が伝わってくることから、ロートレックの的確にモチーフの形態を捉える

観察力・描写力が活かされた作品です。右下にはロートレックの名の頭文字を組み合わせたモノグラム「HTL」の刻印があります。

慈光店頭にて販売しておりますので、是非ご覧ください。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)道具屋 慈光
TEL/FAX 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


 

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ポール・アイズピリ『ピンクのバラとオレンジ色のチューリップ』を買い取りさせて頂きました。

アイズピリは1919年フランスに生まれ、パリ画壇の具象系派作家のひとりで、世界各国で個展を開催し、日本でも高く評価をされています。

軽快なタッチと鮮やかな色彩を好み、静物、風景、人物などのリトグラフで親しまれ、日本でも有数の美術館に収蔵されているそうです。

こちらのリトグラフ『ピンクのバラとオレンジ色のチューリップ』は24×19㎝と小さめの作品ですが、鮮やかな色彩で構成されている可憐な花々は、

観ているとやわらかな陽だまりに包み込まれているような、優しい気持ちにされてくれます。

加山又造「綱」オリジナル木版画をヤフオクにて出品中です。

 

 

 

加山又造は戦後、新制作協会・創画会で活躍した日本画家です。初期には、動物をテーマに自らの孤独な魂と現代社会の不安感を描き、1960年の頃から、

日本美術に脈々と流れる琳派や、大和絵に見られる華麗な装飾美に影響された大作を次々と発表しました。そして、70年代には線描の美しさを追求した裸婦を、

し、80年代からは画業の集大成として水墨画に挑戦しました。加山作品の特色は、常に日本人特有の高雅な精神性と、現代人の鋭い感性と美意識の表現と

言われています。こちらの木版画作品『綱』の横たわる女性は、妖艶な美しさを醸し出し、いつまでも眺めていたくなる作品です。ヤフオクにて出品中です。

~加山又造~

1927(昭和 2年) 京都市に生まれる
1940(昭和15年) 京都市立美術工芸学校絵画科入学
1949(昭和24年) 東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科卒業、山本丘人に師事
1955(昭和30年) 養清堂画廊で初個展、銅版画を試作
1988(昭和63年) 東京藝術大学教授となる。
1993(平成 5年) 「日本加山又造美術作品精選展」が中国で開催
1996(平成 8年) 「KAYAMA MATAZO New Triumphs for Old Traditions」が大英博物館で開催
1997(平成 9年) 文化功労者として顕彰
1998(平成10年) 「加山又造展」が東京国立近代美術館・北海道立近代美術館で開催
2003(平成15年) 文化勲章受章
2004(平成16年) 逝去

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店頭にて日置流・弓術の巻物を買い取りさせて頂きました。

日置流巻物

日置流

店頭にて日置流・弓術の巻物を買い取りさせて頂きました。

日置流は、室町時代中期(15世紀後半)の大和の人といわれている日置弾正正次(生没年不詳)を祖とする。

諸派は、大きく分けて大和日置系統、伊賀日置系統があります。

系統はわかりませんでしたが、山梨県 日置流秋山幹光の署名落款があります。

山梨県は、日置流各流派の宗家を名乗る家系が多かったそうです。

時代は明治30年頃の記述があります。

太平洋戦争前は、武徳会を中心に武道・弓術が盛んで多くの弓道人がいたそうですが、

資料に乏しく現在では活躍していた系譜は不明のようです。

歴史的資料とまでは言えませんが、歴史を紐解くのに一役かってくれそうな品物です、

 

こちらの巻物はヤフオク出品予定です。

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杉並区にてバーナード・リーチの陶芸作品を買い取りさせて頂きました。

 

バーナード・リーチは、幼少期を日本の関西で過ごしていたこともあり、生涯、日本との関わりが深いイギリス人の陶芸家です。

大正から昭和初期にかけて「柳宗悦」らと、日本の民藝運動を推進しつつ、自ら陶芸家としての道を切り開いていきます。

1920年に陶芸家の濱田庄司とともにイギリスのセント・アイヴスに移り日本の伝統的な登り窯を開き、西洋と東洋の美や哲学を融合させた陶磁器を作ります。

リーチらは陶磁器を芸術、哲学、デザイン、工芸、そして偉大な生活様式の融合したものとしていました。しかし、西洋人の多くは陶芸を一段低い芸術と考え、

当時の洗練された工業製品に比べて彼らの作品を粗野なものとみなしていたため、リーチは失望し、1934年、再び来日、日本民藝館設立を目指していた柳に

協力しました。こちらの陶芸作品はその前年に作られたもので、箱の蓋の裏には、「made in England 1933」と書かれており、セント・アイブスの窯で

の制作と思われます。柳と共に推進してきた民藝運動の「用の美」を追求した、温かみのある作品です。

日常的に使われる陶芸作品の美しさを味わってみませんか。

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