TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

龍村平蔵謹製 国宝法隆寺蔵『四天王獅猟紋様錦』を 買い取りさせて頂きました。

 

龍村 平藏は、日本の染織研究家で、名前は累代にわたって襲名され、初代から4代まで存在しています。各人とも、法隆寺、正倉院に伝わる古代裂など伝統的な織物の研究に尽力しました。現在は、龍村美術織物として、初代平藏から受け継がれる高度な復元技術と、独創的な意匠で、「温故知新を織る」をモットーに、日本各地に所蔵されている重要な織物の復元、オリジナルの美術織物作品の制作をおこなっています。今回ご紹介の商品は、国宝法隆寺伝来の『四天王獅猟紋様錦』を龍村平藏が復元した織物額装です。国宝である『四騎獅子狩文錦』は、遣隋使が持ち帰り、聖徳太子が自身の御旗としていたという伝説が残る錦です。現物は褪色していますが、紅花の赤や藍色などの原色を多用した、色鮮やかなものを、龍村平藏が見事に再現しています。円の中に、ペガサスに乗った人物が振り返って獅子を射る姿が四騎織、その円を等間隔に並べて、間には幾何学と唐草を組み合わせた模様で埋められています。騎馬の人物が獅子狩りをする模様は、ササン朝ペルシャで好まれました。模様の一部に『山』や『吉』の漢字が織られていることから、ペルシャを意識して中国で織られたと考えられています。こちらの商品は、慈光店頭にて販売しておりますので、美しい色彩の織りをどうぞご覧下さい。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)道具屋 慈光
TEL/FAX 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


 

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畑 幸春 造 『神代杉欅玉木目・茶箱』を 慈光店頭にて販売しております。

 

 

今回ご紹介の商品は、神代杉と欅の寄木細工で作られた茶箱です。外箱のフタの裏に、畑幸春 造とサインがあります。

寄木細工は、平安時代に生み出されました。様々な種類の木材を組み合わせ、それぞれの色合いの違いを利用して、模様を描く木工技術で、箱根の伝統工芸品として有名です。こちらの茶箱は、通常の細かな寄木細工とは異なり、神代杉と欅のみを使ったシンプルなデザインで作られています。神代杉は、 水や土の中に長い年月埋もれていた杉のことで、希少な木材です。また、欅は、樹齢の経過した赤ケヤキで、玉木目と言って、細かく密な渦巻状の木目が美しく表れています。茶筅筒と棗がセットになった茶箱は、慈光店舗にて販売しております。

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西岡小十の酒器を買取させて頂きました。

西岡小十

西岡小十の酒器を買取させて頂きました。

西岡小十は、1950年ごろから20年あまり古唐津焼の発掘を行っていました。

年齢も50を過ぎ、発掘した陶片のような唐津を再現したいと思うようになります。

昭和四十六年(1971)割竹式登窯小次郎窯を開窯、

以後古唐津焼きの復元に力を注ぎます。

昭和五十六年(1981)絵斑唐津の復元を完成させ、同年荒川豊蔵命名による登窯小十窯を開窯しました。

 

買取させて頂きました酒器は、藁灰釉の釉薬が施してある斑唐津、徳利と盃2客のセットです。

店頭にて販売しております。

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一ノ瀬宗辰 作、鐔置花入を慈光店頭にて販売しております。

 

茶席において飾る花を活ける花入には、金属器、陶器、磁器、木、竹、籠などがあり、同じ素材でも形状や意匠が多彩です。今回ご紹介の花入は、鐔置花入と言って、刀の鍔になぞらえ、首に三段の輪のようなものがあります。色は黒色で仏前の花立より変化したものと思われます。利休が所持し、これを最も好み、永く愛用したと言われています。そして、この花入の制作者、一ノ瀬宗辰(いちのせそうしん)は、初代一ノ瀬長太郎が明治8年に鋳銅職として開業してから四代目、宗辰を襲名、先祖代々の秘技を受け継ぎ活躍しています。この花入に春のお花を飾ってみてはいかがでしょうか。

一ノ瀬宗辰(いちのせそうしん)

金工師。富山で金工を家業とする一ノ瀬家の当主に代々受け継がれる名前。

1875年 初代:一ノ瀬長太郎が鋳銅職として起業。

1890年 2代目:一ノ瀬宗右衛門が「亀文堂」波多野正平の隠れ職人になる。

1963年 3代目:一ノ瀬宗辰が文部大臣賞を受賞する。(1973年にも)

現在、4代目:一ノ瀬宗辰は、富山県作家協会会員、高岡市美術作家連盟会員、高岡美術友の会理事。

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井上萬二の杯を 慈光店頭にて販売しております。

井上 萬二(1929年3月24日 ~ )は、日本の陶芸家で、1995年に人間国宝に認定されました。

94歳になった今も現役で、心は万年少年の気概で今日も魂を込めて作陶に没頭しているそうです。

謙虚で、一途に道を求める純粋な情熱、これでいいと思わず学び続ける姿勢は、超一流たる所以であり、白磁の作品に現れています。

こちらの 脚付の杯は、慈光店頭にて販売しております。白磁の美しさを、どうぞご覧下さい。

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