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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

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岡山県の伝統的工芸品 高田硯を杉並区にて買い取りさせていただきました

銘石 髙田硯 岡山県勝山特産 石真 中島硯店
先般の大きな雄勝硯に続きまして、本日ご紹介しますのは、岡山県美作の特産銘石から作られます高田硯、別名「神庭硯」です。
岡山県真庭市勝山地域(旧真庭郡勝山町)にあります名瀑 「神庭(かんば)の滝」 近くの山中で採れる高田石を原材料とし、彫刻と研磨はもちろん手作業、黒漆で仕上げられ、高田硯として世に送り出されるとのこと。
歴史は上の雄勝硯に準ずる古さを誇り、室町時代中期、玄翁大和尚が勝山町を訪れ化生寺を建立開祖する際に、この硯石を発見し、高田石と命名したことに遡るといいます。
エピソードといたしましては、江戸の初期に、剣客・剣豪宮本武蔵が二刀流開眼に当たり書画道に精進した時期に、愛用した硯が高田硯だといわれます。もしやかの『五輪書』を書くのにも使われたのでしょうか?
そして昭和の天皇皇后両陛下に献上されているということも特筆されましょう。鋒鋩はやや細かいらしいですが、中庸さが発揮された硯としての機能の優秀さが窺えるといえそうです。
今回のほぼ正円形の高田硯は、裏面に銘刻があるように、「石真 中島硯店」謹製のもの。こちらの硯店は芸術品としてではなく実用品、道具として硯を取り扱うのをモットーとなさっているそうですが、どうしてどうして、職人らしい奥床しさ、謙遜に響きます。非常にシンプル、簡素な造作ながら、十分に美麗な一枚に仕上がっており、「銀糸」(一見傷のように見える白い線)という、高田石独特の紋様も認められるようですし、優れた伝統工芸品に値すると申せましょう。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
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店頭買取にて常滑焼の急須を買取させて頂きました。

常滑 急須

店頭買取にて常滑焼の急須を買取させて頂きました。

常滑名人沢田昭邨作の急須になります。

沢田昭邨は、愛知県で1937年に生まれ、彫刻師の先代沢田昭邨に師事をしました。

常滑焼は幕末頃に、常滑焼業界のリーダー的位置に付いた鯉江方寿は明治期に近代土管の量産を軌道に乗せ、

高級志向の「朱泥龍巻」という製品を作り、明治20〜30年代に本格的に輸出され朱泥龍巻は北米を主要な市場としていました。

鯉江方寿の業績として、明治11年に清朝末期の文人で宜興窯の茶器製法を知っていた金士恒という人物を招聘し、

常滑の陶工に、その技法を伝習させました。

その後の歴史の流れは不明ですが、常滑焼の急須には山水などの彫刻があり中国人に人気があります。

買取させて頂きました急須は朱泥ではなく藻掛の急須となります。

藻掛は、海藻を巻いて焼成する、海に面した常滑ならではの特徴的な技法で作られた焼き物です。

 

慈光では煎茶道具の買取を行っております。

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店頭買取にて常滑焼の急須を買取させて頂きました。

常滑 急須

店頭買取にて常滑焼の急須を買取させて頂きました。

常滑名人沢田昭邨作の急須になります。

沢田昭邨は、愛知県で1937年に生まれ、彫刻師の先代沢田昭邨に師事をしました。

常滑焼は幕末頃に、常滑焼業界のリーダー的位置に付いた鯉江方寿は明治期に近代土管の量産を軌道に乗せ、

高級志向の「朱泥龍巻」という製品を作り、明治20〜30年代に本格的に輸出され朱泥龍巻は北米を主要な市場としていました。

鯉江方寿の業績として、明治11年に清朝末期の文人で宜興窯の茶器製法を知っていた金士恒という人物を招聘し、

常滑の陶工に、その技法を伝習させました。

その後の歴史の流れは不明ですが、常滑焼の急須には山水などの彫刻があり中国人に人気があります。

買取させて頂きました急須は朱泥ではなく藻掛の急須となります。

藻掛は、海藻を巻いて焼成する、海に面した常滑ならではの特徴的な技法で作られた焼き物です。

 

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能面師 羽生光長のお多福を杉並区にて買取させていただきました。

羽生光長

能面師 羽生光長のお多福を杉並区にて買取させていただきました。

羽生氏のお面は、演劇、舞台の使用を目的に創られたものが多く、魂を揺さぶる能面師と評されています。

作品はお多福でしょうか、その他呼称としておかめ・おふくなどいろいろな名前があります。

おたふく」という名称は、狂言面の「乙」(乙御前)の「オト」音の転訛ともいわれる

ほかにも「福が多い」という説と、頬が丸くふくらんだ様から魚のフク(河豚・ふぐ)が元という説もある

買取させていただきましたお面は、優しい顔をしたお多福さん。

横から見ると立体的に出来た能面、羽生光長の技量の高さが窺えます。

こちらの作品は近日ヤフオク出品予定です。

お見逃しなく。

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店頭にてニコンF2カメラを買取させて頂きました。

ニコン カメラ

店頭にてニコンF2カメラを買取させて頂きました。

Fシリーズの1桁台は、当時の最高峰のカメラで、その安全性とスペックの高さが評価され、プロのカメラマンに選ばれました。

F2はF1の販売から10年ほど経ってから販売され、シャッター速度の高速化がなされるなどいくつかの改良点が加わりました。

F2は電子化される前の、機械式のカメラなのでマニアの方にも好まれる趣味性の高い機種と言われています。

 

買取させていただきましたカメラは、ボディの損傷は少なかったのですが、レンズにカビが発生しておりました。

慈光では、カビや動作不良のカメラの買取も行っているのでご安心ください。

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