杉並区にて黒木国昭の作品を買取させて頂きました。
杉並区にて黒木国昭の作品を買取させて頂きました
黒木国昭は、切子なども有名ですが、ガラスに金箔・プラチナ箔を用い蒔絵のような作品「光琳」も代名詞の一つです。
1991年には国の卓越技能者「現代の名工」受賞、日本以外にもパリ平和芸術祭大賞受賞など、世界で活躍します。
受賞歴
・モスクワ市長賞
・エキスポ2002世界芸術文化功労賞受賞
・須木村名誉村民受賞
TOKYO NISHIOGI ANTIQUES
東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々
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杉並区にて黒木国昭の作品を買取させて頂きました
黒木国昭は、切子なども有名ですが、ガラスに金箔・プラチナ箔を用い蒔絵のような作品「光琳」も代名詞の一つです。
1991年には国の卓越技能者「現代の名工」受賞、日本以外にもパリ平和芸術祭大賞受賞など、世界で活躍します。
受賞歴
杉並区にて人間国宝・濱田庄司の作品を買取させて頂きました。
濱田庄司
1894-1978。神奈川県川崎市に生まれる。
1913年、東京高等工業学校(現東京工業大学)の窯業科に入学し、上級の河井寛次郎と親交を結ぶ。
卒業後は河井と同じく京都市立陶磁器試験場に入所。柳宗悦とは1919年、我孫子の柳邸にバーナード・リーチを訪問した折に出会う。
翌年、リーチとともに渡英。セント・アイヴスで作陶生活を送る。帰国後の1924年、京都の河井寛次郎邸に滞在中、柳と河井を引き合わせる。
同年、確かな生活に根差した製作の場を求め、栃木県の益子へ居を移し以後活動の拠点としました。
買取させて頂きました作品は、海鼠釉の注瓶です。
海鼠釉の始源はおそらく中国宋(そう)元代の鈞窯(きんよう)にまでさかのぼります。
日本の美術陶器によく使用されています。
本作品は、白濁した釉と注ぎ口に海鼠釉が広がっています。
濱田が得意とした流掛や赤絵、塩釉などの技法とは違いますが、
重みがあり力強い作品に仕上がっています。
こちらの注瓶はヤフオク出品予定です。
お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)
店頭にて大盛屋のミニカーを買取させていただきました
久々の大盛屋ミニカーです。
当時では珍しくアンチモニーを使用した大盛屋、大量生産が出来なかったため、
程なく倒産してしまいます。
しかも、アンチモニーは非常に柔らかい材質なので、
遊んでいる最中に破損したりしたそうです。
結果、現存数は他のミニカー・ブランドによりも少ないようです。
買取させて頂きましたミニカーはフリクション付きのプリンス スカイウェイ。
ちなみにプリンス スカイウェイは商用車で販売されていました。
こんなかっこいい商用車乗ってみたいです。
買取させて頂きましたミニカーはヤフオク出品中です。
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先般の大きな雄勝硯に続きまして、本日ご紹介しますのは、岡山県美作の特産銘石から作られます高田硯、別名「神庭硯」です。
岡山県真庭市勝山地域(旧真庭郡勝山町)にあります名瀑 「神庭(かんば)の滝」 近くの山中で採れる高田石を原材料とし、彫刻と研磨はもちろん手作業、黒漆で仕上げられ、高田硯として世に送り出されるとのこと。
歴史は上の雄勝硯に準ずる古さを誇り、室町時代中期、玄翁大和尚が勝山町を訪れ化生寺を建立開祖する際に、この硯石を発見し、高田石と命名したことに遡るといいます。
エピソードといたしましては、江戸の初期に、剣客・剣豪宮本武蔵が二刀流開眼に当たり書画道に精進した時期に、愛用した硯が高田硯だといわれます。もしやかの『五輪書』を書くのにも使われたのでしょうか?
そして昭和の天皇皇后両陛下に献上されているということも特筆されましょう。鋒鋩はやや細かいらしいですが、中庸さが発揮された硯としての機能の優秀さが窺えるといえそうです。
今回のほぼ正円形の高田硯は、裏面に銘刻があるように、「石真 中島硯店」謹製のもの。こちらの硯店は芸術品としてではなく実用品、道具として硯を取り扱うのをモットーとなさっているそうですが、どうしてどうして、職人らしい奥床しさ、謙遜に響きます。非常にシンプル、簡素な造作ながら、十分に美麗な一枚に仕上がっており、「銀糸」(一見傷のように見える白い線)という、高田石独特の紋様も認められるようですし、優れた伝統工芸品に値すると申せましょう。
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店頭買取にて常滑焼の急須を買取させて頂きました。
常滑名人沢田昭邨作の急須になります。
沢田昭邨は、愛知県で1937年に生まれ、彫刻師の先代沢田昭邨に師事をしました。
常滑焼は幕末頃に、常滑焼業界のリーダー的位置に付いた鯉江方寿は明治期に近代土管の量産を軌道に乗せ、
高級志向の「朱泥龍巻」という製品を作り、明治20〜30年代に本格的に輸出され朱泥龍巻は北米を主要な市場としていました。
鯉江方寿の業績として、明治11年に清朝末期の文人で宜興窯の茶器製法を知っていた金士恒という人物を招聘し、
常滑の陶工に、その技法を伝習させました。
その後の歴史の流れは不明ですが、常滑焼の急須には山水などの彫刻があり中国人に人気があります。
買取させて頂きました急須は朱泥ではなく藻掛の急須となります。
藻掛は、海藻を巻いて焼成する、海に面した常滑ならではの特徴的な技法で作られた焼き物です。
慈光では煎茶道具の買取を行っております。
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(有)道具屋 慈光
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