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骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

中野区にて西洋陶磁器を各種買い取りさせていただきました

西洋陶磁器各種買取
現在ヤフオク!に出品中のアラビア製マグカップに続きまして、先日は上掲の様な西洋陶磁器類を買い取りさせていただきました。
後列に見えますのは、中央のがヘレンド製の昆虫と小鳥をあしらった縁網方形皿、その右手がリモージュ製の金彩紺地オーヴァル灰皿、そしてあるうさぎ(リス?)の陶製フィギュリン4体(ロイヤルドルトンとベズウィック)。
手前に移って、右手は長方形の小皿でロイヤルアルバート製、4セット見えますカップ&ソーサーは、左手よりロイヤル ウースターのデミタス、リモージュはジョルジュ・ボワイエのティーカップ、図柄的に唯一紳士向きかもというのがウェッジウッド、そして最後は伊リチャード・ジノリのデミといった按配です。
目下弊社慈光はこのような西洋陶磁器、食器類を積極的に買い取り致しておりますので、ご処分をお考えの方は是非当社にご相談下さいませ。

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info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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オリベッティ製タイプライター『ヴァレンタイン』を店頭持ち込みにて買い取り致しました

オリベッティ タイプライター 『ヴァレンタイン』 買い取り
外箱/ケースの形状から、「赤バケツ入り」との愛称で呼ばれる、今だ名機との誉れ高きタイプライター、伊オリベッティ社が1969年に世に送り出した『ヴァレンタイン』を、先日直接店頭にお持ち込みいただき買い取りさせていただいております。
オリベッティ社は1908年創業、2代目社主アドリアーノの下で、タイプライターの製造と販売の事業に於いて他の追随を許さない繁栄を築きました。しかし戦後にはコンピュータ開発分野に手を拡げるものの不調で、1960年にアドリアーノが死去すると、同族経営による問題が噴出するなどして、会社経営自体が危機に陥りました。そこでイタリア財界からの救済(1964年)を受けて再建を模索する只中で作り出されたのが、このヴァレンタインであったのでしょう、いわば起死回生(窮地の徒花?)の一作という存在であったのかもしれません。
ハッとさせる全面深紅のボディ色(およびキーなどの黒との清冽なまでのコントラスト)と、随所で人間性と機能性が調和したフォルムは、著名なインダストリアルデザイナーであるエットレ・ソットサス Ettore Sottsass が1969年に具現化したもので、半世紀経った今日の感性でも新鮮でかなり強いインパクトがあります。
今回の品は外箱蓋部分の刻印に依りますと、意外なことにスペイン-バルセロナ工場製造と判読されますが、世界各地に工場があったというオリベッティの製品とすれば特に驚くことではないのかもしれません。なお当社は現在はテレコム・イタリアの傘下にあって、システムソリューションの事業を運営する会社となっており、戦後企図したコンピュータ開発の事業はおろかタイプライター事業とはもはや無縁となっています。

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尺八を中野区にて買い取り致しました

尺八2本買取
古い尺八を先頃買い取りさせていただいております。日本の伝統的な木管楽器ですが、日常的にその音を聴く機会は非常に稀で、彷徨せる虚無僧と組み合わさったビジュアル・イメージばかりが独り歩きしているといえるかもしれませんね。
従来は禅宗の伝来などと絡めて中国由来の楽器とされてきましたが、近年では日本固有の起源を持つとする説が主流となっているそうです(中国では同工の縦笛自体が早くに途絶えていた)。
ただ上の2本のような現行の尺八(5孔7節)それ自体の歴史はそう古いものではなくて、江戸時代・17世紀に遡るのが一杯だといわれます。広義の尺八であれば正倉院の宝物にもあるそうなので、多分に雅楽からの民衆/世俗化を窺がわせるところです。なお意外なことには、これらの普化尺八(ふけしゃくはち)は、 江戸時代には禅宗の一派普化宗に所属する虚無僧のみに吹奏が許される『法器』とされ、表向きでは一般人が尺八を吹くことを禁じられていたとは驚きです。
さて、今回の2本ですが、歌口の形状から二大流派のうちの多数派である都山流に与する、生憎乍らいずれも無銘の品で、保存状態も手放しで良好と申すには忍びないところなのではありますが、次週のヤフオク!に出品の予定ですので、そちらにて実物の委細をお確かめください。

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特大多層のヴィンテージ・マトリョーシカ人形を三鷹市にて買い取り致しました

特大多層マトリョーシカ人形 (41cm 18pcs)
単に可愛らしい存在に留まらず、哲学的な思索やら、人生論や生命の神秘といった方向へと思念を誘われたりもする、不可思議な民芸、工芸の入れ子人形であります旧ソ連/ロシア製のマトリョーシカを複数点買い取りさせていただきました。
ここで写真にてご紹介しましたのは、中でも特大サイズ、体高約41.5センチのかなり巨大なひと組となります。丁寧な刳り貫き・彩色のなされた木製のお嬢さんたちで構成され、1970年代頃のものではないかとのこと。
大きさもさることながら、総人形(ピース)の数はなんと驚きの18体! ヤフオク!出品に向けましての準備・撮影作業には少々難儀いたしました。
このマトリョーシカ自体はそう歴史が古いものではないそうで、1900年のパリ万国博覧会で銅メダルを受賞したのをきっかけに国際的な存在となり、ロシアの民芸品、お土産品として量産・販売されるようになり名が知れていったようです。なおその起源として、19世紀末にロシア人宣教師が箱根の七福神の入れ子人形細工を気に入り母国へ持ち帰ったことが有力な一説とされたりします。
魅かれはするけれども流石に30センチ超えはデカ過ぎ!とおっしゃいます向きには、他にも同時期製作と思われる古いお手頃サイズのマトリョーシカがございますので、次週の出品にご注目下さい。

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田中三朗 の油彩画『ばら』(P20サイズ) を杉並区にて買い取り致しました

田中三朗『ばら』P20サイズ 油絵
大正生まれ、福島県出身の画家、田中三朗の油彩画『ばら』を買い取りさせていただきました。
画家ご本人の経歴の情報が乏しいのですが、日展出品歴があり、1966年には文部大臣賞を受賞されています。画風、傾向といたしましては、野獣派の巨匠と称されます、ひと世代年長の堀田清治が創設した(1958年)新槐樹社という美術芸術組織の委員を務めていたように、その堀田(後進の養成・指導に熱心であったそうですが、師弟関係にあったかどうかなどは不明)との相関、近似、影響が窺えるように思われます。
風景20サイズの版・縦なので少々大きめであり、手慣れた感じでさらりとひと息に描き切った風でありますが、衒いの無い、明るさを保った、素直で癖の無い作品です。制作時期は判然としませんけれども、1987年に逝去される晩年の20年間のいつかであろうと推察されます。
自粛、テレワーク、ステイホームで自室に籠る日々が続く中、お部屋の模様替えでもしてみようかと思い立つ方が多いのでしょうか、昨年暮れ以降、店頭で絵画全般(洋の東西を問わず)の動きがとても活発になっています。当作はまだ値付けもされておりませんが、他にも続々入荷中・予定もございますので、お客様各位のご来店をお待ち申し上げますとともに、また絵のご処分をお考えの方は是非電話やメールにて弊社にご相談ください。

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