TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

人間国宝 香取正彦 製作の金塗大黒天像を店頭にて販売中です

人間国宝 香取正彦作 金塗ブロンズ像 大黒天
梵鐘(寺院の釣鐘)製作の範疇にて人間国宝となられた鋳金工芸作家、香取正彦(1899~1988)の作品、小さな大黒天像をご紹介致します。
高さは9センチほどで、表面は金色の、目出度くも愛くるしい存在感が際立つ一体となっております。
大黒天はご承知のように七福神の古参のひとりであり、インドのヒンドゥー教におけますシヴァ神の化身であるマハーカーラ神が、本邦にて古来の大国主神と習合したものだとされます。なお恵比寿がよく隣りに仲良く並んでいることが多いですが、どうやら大国主の息子だとされる縁起からかと思われます。
両米俵に乗った福々しい小太りのなり、垂れ下がった目尻と顎に蓄えた髭、右手で振りかざす小槌+背負い袋といった定型的なモチーフはここでも健在。この省スペース・サイズでしたらPCデスクの脇にでも鎮座させまして、次年・新年の招福、コロナ退散を祈願し御利益に与りたくなるところであります。
作者に戻りまして人となりに触れますと、30歳代で既に帝展無鑑査の地位、称号を勝ち得ておりまして、鋳物工芸分野で相当に高度な手腕、才能を発揮されたものと拝察します。なお梵鐘に傾注したのは戦後からとのことで、発端は戦時下に供出(没収、徴発)された文化財の修理・保護であったのかもしれませんが、後半生の専業、天職となり、制作した釣鐘(広島平和の鐘など)は100点を超えるという、偉大な工芸家であります。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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彫刻家 富永直樹 のブロンズ馬像『高原の朝』を店頭販売しております

馬のブロンズ像-富永直樹-『高原の朝』
文化庁に直属する日本芸術院の会員で、日展の理事・理事長・顧問を歴任、文化勲章をも授かれている、長崎県出身の彫刻家、富永直樹(1913~2006年)の手になります、ブロンズ馬像『高原の朝』が入荷いたしております。
空前絶後かもという牡牝3冠馬3頭(うち3歳の2頭は無敗)が激突する競馬「ジャパンカップ」がこの週末に催されるのに因みご紹介というわけではありませんが、重い石(大理石?)の台座付きで立派な桐箱に納められ、猛々しい競走馬とはいささか趣きを異にする、落ち着き払っていっそ凛とした佇まいの馬の穏やかなポージングを捉えた作品です。
東京芸大の彫刻科塑像部首席卒業から始まり彫刻家として数多の賞を得られ幾多の業績を積み上げた富永でありますが、その一方で三洋電機に籍を置き、産業・工業(プロダクト、インダストリアル)デザイナーとして大きな貢献~黒電話4号機や家具調テレビ、ヒット商品となったプラスチックラジオの意匠に関わる~を為しており、戦後まもなくに日本のデザイン産業の基盤を形成するのに深く寄与したことが、今日の視点からは一層注目されるように思われます。

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白塗りの医療棚 ドクターキャビネット [ケビント] を店頭販売いたしております

ケビント (a)
年代物となりますがいまなお清潔感を保っており状態も良好な、アンティーク医療棚がつい最近入荷しております。
高さは 約160cm で、両開き扉と引き出し二杯、正面・側面および内部の棚板(ぶ厚く、また衛生面に配慮してでしょうか溝入り)はもちろんすべてガラス製です。個人的には、縦支柱4本が継ぎ目の無い一本で各々出来ているのに特に感動しました。

従いまして猫脚構造ではありませんが、今日的視点ではかなりおしゃれムードの濃いキャビネットに映ります。女性的、少女趣味的な用いられ方が容易に想像されますが、メカニカルな物件の陳列用コレクションボックスとしても用を為しそうであります。
さて、「ケビント」という通称、呼称は、ドイツ語の “Kabinett” (= cabinet) が訛って出来た(明治期?)そうです、「カビネット」⇒「カビント」・・・ ですか、医学と言えば昔々においては(森鴎外あたりを持ち出すまでもなく)ドイツが専売特許でしたね、成程成程。

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十二代坂高麗左衛門作 萩焼の酒盃 を販売いたしております

十二代坂高麗左衛門作-萩焼-酒盃
樂、唐津と並び長く茶人に愛好されております萩焼の窯からの酒盃です。側面の大胆な削ぎ落とし三カ所が造形・意匠的にまず目を惹きます。そして肌色っぽい温もりある赤味を帯びた色合いと、細かくそしていっそ荒々しく多数入っている貫入の対照がとても個性的で、小さいながらも店頭の他の盃、ぐい呑み類を圧するが如くに映えております。
この作者 十二代坂高麗左衛門(熊峰と号す)は、慶長年間における秀吉の朝鮮出兵を受けて日本に帰化した陶工のひとりである李敬の開いた歴史ある坂窯を1987年に襲名し継承していましたが、2004年に54歳の若さで不慮の事故により急逝しており、十三代を継いだ女性(十二代の義妹)も短期間にて世を去ってしまい、現在この坂高麗左衛門の名跡は不在であるとは少々驚きです。
この品は共箱付きの高価な部類となりますが、現在慈光店内にはお手頃価格(500円~)の酒器、盃を各種取り揃えて御座いますので、来たる年末・新春用に何かお好みに合った一杯、一客をお捜しになられてはいかがでしょうか。

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奥村土牛「牡丹」のリトグラフを慈光で販売しております。

奥村土牛 牡丹

慈光では、絵画 書画 掛け軸などのお買い取り、販売を行なっております。

現在、慈光の店舗にて、奥村土牛「牡丹」のリトグラフを販売しております。

奥村土牛は、1988(明治22)に生まれ、101歳で天寿を全うするまで、絵の制作に打ち込みました。

雅号は父から「土牛石田を耕す」という中国の詩から引用して名付けられました。名前の如くひたすら画業に打ち込み、腕を磨き続けました。晩年も画力が衰えること

なく大作を生み出しました。皇居にも飾られている「富士山図」にも見られるよに、刷毛で胡粉で100回、200回と塗り重ね、繊細な色合いの表現をするなど、ストイックな一面もみられます。

こちらの「牡丹」と題したリトグラフは、限定94/200部の品物です。金彩の背景に牡丹が器に添えられており、気品さを醸し出しております。全体の状態も良く、額縁も質の良いものが使われております。

 

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