マイセン「ブルーオーキッド」のコーヒーカップ、ティーカップ&ソーサ―を販売しております。
蘭の花と梅の花を組み合わせた東洋的なを染付で雅びやかに描いた「ブルーオーキッド」は、
1750年から1765年にかけて、ブームになった『シノワズリ』=中国趣味の美術様式の影響もうかがえます。
波うった縁取りと、ぽっちゃりとしたカップに、力強い絵柄が優しさと力強さを感じさせ、
マイセン独特の深みのある藍色の世界が特徴的なコーヒカップ、ティーカップ&ソーサ―です。
マイセン窯は、1709年、ヨーロッパで初めて白磁の製造に成功しました。
それまで磁器は東洋から輸入されたものばかりで、王侯貴族のみが手にできる大変な貴重品でした。
当時のザクセン(今のドイツ)侯であったアウグストの命令により9年の歳月をかけて研究された結果、白い磁器が誕生し、
以来マイセンはヨーロッパ最古の窯として、世界的な名声を得ています。そして、贋作防止のため「青い双剣」と呼ばれる
剣のトレードマークが1723年から用いられており、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化しているそうです。