TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

中国天然石の、印材を杉並区にてお買い取りさせて頂きました。

中国 印材 書画 鶏血 松丸東魚 酒井康堂

慈光では、書画、書道用具、印材、硯、墨などのお買い取り、販売を行っております。

中国で、印章が使われた最古のものは、3000年ほど前からあり、漢魏六朝の古印は余りにも有名です。これらの古印には、金、銀、胴、牙、玉などの硬質の素材が使用されておりました。

現在、石印材と軟質の石が使用されるようになったのは今から600年程前、元末明初の頃とされております。適度の硬さをもった石は、刻印が容易になり、刀が自在に活動するため、印面に多用な変化と深い雅趣を生むことが出来ました。三橋、雪魚の明初の文人たちが競って凍石に刻印し、クローズアップされ明、清、現代と現出せしめました。百花繚乱の天然石は、印材という実用を超えて鑑賞価値としても重宝されました。 しかし残念ながら現在ではほとんど彫り尽くしてしまい、素晴らしい佳石は枯渇し、価値が高騰しました。

三大産地は福建省の寿山。浙江省の青田、昌化と近い地域で産出されています。鑑賞価値として一躍したのが彫紐であり、天真爛漫な種類の彫りが鑑賞の楽しみのひとつとなりました。

今回は、桐油凍、天藍桐油、鶏血、牛角凍などの天然石、彫紐は獅子紐、獣紐など。作家は松丸東魚、酒井康堂など様々な中国の天然石の印材をお買い取りさせて頂きました。

お問い合わせ
info@antiquesjikoh.com
(有)道具屋 慈光
TEL/FAX 03-5382-5171
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


 

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名取春仙の浮世絵『創作版画 春仙似顔絵集』を、杉並区でお買い取りさせて頂きました。

名取春仙 浮世絵 『創作版画 春仙似顔絵集』 渡辺庄三郎
慈光では、浮世絵、版画、古書などのお買い取り、販売を行なっております。
今回は、名取春仙の浮世絵をお買い取りさせて頂きました。
今回は、名取春仙の浮世絵をお買い取りさせて頂きました。こちらは、渡辺庄三郎の渡辺版画店にて制作されたものです。明治時代末期には、近代化に伴い印刷技術が発展、日露戦争の報道画を最期、浮世絵は衰退し過去の産物となりました。しかし大正時代に、新版画運動が起こり浮世絵のルネサンスと呼ばれました。その中心人物、名取春仙と渡辺正三郎であり、『創作版画 春仙似顔絵集』はその起点となったと言えるでしょう。
名取春仙(1886〜1960)は、明治以降、衰退していた浮世絵に新しい息吹を吹き込み、海外で伊東深水、川瀬巴水と共に、高い評価を受けました。
春仙は、若くして才能を、開花させました。日本画、洋画の基礎を学び、数々の賞を受賞しました。夏目漱石、二葉亭四迷、島崎藤村、石川啄木など錚々たる顔ぶれの挿絵を書き上げ、頭角を現していました。渡辺庄三郎と出会い、木版画、浮世絵の世界に入りました。
渡辺庄三郎は、(1885〜1962)幼い頃から淡路屋の小僧をしながら対外貿易を独学で学び、浮世絵収集家兼、古美術商の小林文七が営む蓬枢閣、横浜の美術商で海外向けの美術商のノウハウを学びました。そこで浮世絵に出会い、浮世絵の持つ可能性を見い出しました。古版木を入手し、摺師を雇い外国人向けに製作を開始。渡辺木版画店を開業。そして、藤縣静也と浮世絵研究会を設立しました。同年、オーストリアの画家フリッツ・カベラリの水彩に感銘し、木版画にしたら面白いと思い。カペラリに錦絵の技法によって版画化にすることを推奨し製作に至った。それが後に『新版画』と呼ばれるようになります。版画の製作を通し、伝統技法から生まれる肉筆では表現できない木版画独特の性格に魅力を感じ、新鋭の作品を錦絵の版画にすることに至りました。そこで出会ったのが、新鋭画家の春仙であり、渡辺版画店から版行。大正6年、春仙最初の新版画と今までにな斬新で独特な作品が出来上がりました。作品は、『創作版画 春仙似顔絵集』にまとめられ、大正14年に刊行されました。こちらは、大判のサイズで、版画の粋を集めており、雲母による光沢、空摺りによる凹凸、グラデーションの拭きぼかしなど、画像では分からない視覚効果があり立体的に見えます。
名取春仙 浮世絵 創作版画 春仙似顔絵集 渡辺庄三郎

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菊紋の簪(かんざし)をヤフーショッピングにて販売しております。

かんざし 簪 菊紋 和装小物アンティーク慈光ヤフーショッピング かんざし 簪 菊紋 和装小物

慈光では、和装小物のお買い取り、販売を行っております。

今回ご紹介する品物は、菊紋の簪(かんざし)です。菊文様は邪気を払う長命の象徴として、装束に用いられてきました。菊紋は皇族の印象がありますが、徳川幕府の葵紋のように厳しい取り締まりがなく、菊花紋自体の使用は自由とされたため、一般庶民の間に多用され、親しみのある紋となっております。

こちらの簪は、平でなく、綺麗に湾曲を描き細部まで表現できており職人さんの腕の良さが感じられます。

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田崎廣助の『朱富士』『白富士』のリトグラフをヤフーショッピングで販売しております。

田崎廣助 朱富士 赤富士

アンティーク慈光ヤフーショッピング 田崎廣助(広助) 朱富士 赤富士 リトグラフ版画

 

田崎廣助 白富士

アンティーク慈光ヤフーショッピング 田崎廣助(広助) 白富士 リトグラフ版画 4/200

慈光では、絵画のお買い取り、販売を行っております。
現在、アンティーク慈光ヤフーショッピングで、田崎廣助のリトグラフを販売しております。田崎廣助は福岡生まれ、激動の時代を生き抜いた画家の一人で、山の風景を題材と作品は、現在も非常に人気があります。
軽井沢の田崎美術館は、こう述べております。昭和初期、ヨーロッパ中心の油絵が日本を席巻し、日本人画家は続々と渡航し、フランス絵画派が巷に氾濫した。そのとき廣助は昭和7年から約3年半渡欧し、日本人はニッポン人の油絵を描くべきだと考えた。評論界第一人者である田近憲三氏は、そのとき以来無名であった廣助を支持し、次のように言っている。「現在は、海外ばかりを見る時ではなく、各自が足許をはっきりと見て、高く将来を考えて、つよく立つ時代にさしかかっている。そのとき田崎画伯の製作は前人では不可能な様式をあらわして、しかも発言の強さから、ここに前例のない、新しい制作をうち立てた。しかも、それは、東洋の深奥にもとづいて、東洋の美をかかげており、洋画の強靭にのっている。それにわが国の山岳は、画伯が感動するように、景観の見事さだけでなく、自然の力をひめたたえて、その荘厳と精神と神秘まであらわしている」けだし田近氏の言葉すべてが、廣助の作品のすべてを語っていてあますところがない。逞しい男性的な廣助の作品である。

 

田崎廣助略歴
明治31年 福岡県八女郡立花町に生まれる。
大正5年   福岡県立八女中学校卒業。
大正6年   福岡県立福岡師範学校第二部卒業。
大正10年 京都関西美術院に学ぶ。
大正15年 二科展初入選。
昭和7年      この年より10年まで巴里滞在、 サロン・ドートンヌ入選。
昭和10年     二科展に滞欧作7点を特別陳列。
昭和12年     一水会創立とともに同会に所属。同じく一水会審査委員。
昭和13年     一水会賞を受賞同時に一水会委員となる。
昭和17年      一水会出品作「松林と海」(200号)    相武台御座所へ献上。
昭和24年     日展審査員となる。
昭和25年      外論山の阿蘇、文部省買上げ。
昭和27年      高原の浅間山風景、東宮御所へ献上。
昭和36年      日本芸術院賞を受賞。国際文化交流展へ出品。 リーダースダイジェスト世界美術展へ出品。
昭和42年      日本芸術院会員。
昭和43年      勲三等瑞宝章を受章。
昭和48年      ブラジル政府より最高名誉文化章を受章。
昭和50年      文化勲章受章。日展顧問となる。
昭和54年      日伯美術連盟会長就任。
昭和55年       熊本県阿蘇国民休暇村に画碑が建てられる。
昭和59年      死去。
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有田焼、藤井錦彩窯の花瓶を販売しております。 

藤井錦彩窯 有田焼 花瓶 

 

 

慈光では、陶磁器、陶器のお買い取り、販売を行っております。

現在、慈光ショール―にて、有田焼の藤井錦彩窯の染錦緑濃丸紋の花瓶を販売しております。藤井錦彩窯は有田町に工房を構え、香炉、和食器、小物類から大きな壷や花瓶などを制作しており、180cm程の高さの沈香壷や大皿など、色彩豊か、鮮やかな作品が多く、見応えがあります。有田焼は日本人のみならず、外国のお客さんにも非常に人気があります。

染錦緑濃丸紋とこちらの花瓶は、堂々とした出で立ちであり、曲線美が際立ち、高さ45cm、直径36㎝とアクペクト比率でバランスのとれたフォルムをしております。職人さんの手描きにより、計算つくされたように描かれており、流れが感じられます。藍色と緑の組み合わせは、清々しさを演出しております。

 

 

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