TOKYO NISHIOGI ANTIQUES

骨董品の買取なら杉並区の道具屋 慈光

東京・杉並区西荻窪で創業して35年。
アンティークや古道具、骨董なら東京・杉並区西荻窪の慈光におまかせください。骨董のまち西荻窪で古くから営業してまいりました。西荻窪へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

人間国宝・加藤土師萌作『織部木葉文・竹手付長角皿』を、慈光店舗にて販売しております。

 

加藤土師萌(かとうはじめ)1900‐68(明治33‐昭和43)は、愛知県瀬戸市に生まれました。愛知県の陶器学校で陶芸図案を学んだ後、26歳の頃、岐阜県多治見市に移住し

ました。岐阜県陶磁器試験場の技師として勤め、図案の改良や陶磁器の材料・制作技術の研究に取り組みながら作品を発表していきます。そして、1937(昭和12)年に

パリ万博に出品した「指描沢潟文大皿」がグランプリを受賞。勢いにのっていましたが、戦争が起こり徴兵されました。帰国後、独立を目指し、1940(昭和15)年、横

浜市日吉に移住し、築窯して陶芸に専念しました。その後、日展や日本工芸会で活躍し、1955年(昭和30)には、東京芸術大学の初代陶芸科主任教授になり、1961年

(昭和36)加藤土師萌が61歳の時、〈色絵磁器〉の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。中国明代の金襴手,とくに黄地紅彩の技法を解明。富本憲吉と

ともに色絵磁器における双璧と言われています。

今回ご紹介の竹手付長角皿は、木葉の文様がデザイン的に繊細に描かれており、もともとは画家を志していたことが、伺い知れます。

こちは慈光店舗にて販売しておりますので、ぜひ間近でご覧下さい。

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(有)道具屋 慈光
TEL/FAX 03-5382-5171
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桑田福栄堂 九谷焼 盃 5客ヤフオク出品中です。

 

桑田福栄堂 九谷焼 盃 5客

桑田福栄堂 九谷焼 盃 5客ヤフオク出品中です。

福栄堂は、明治42年(1909)、初代 桑田与重郎(明治9年金沢に生まれ)によって九谷焼の店舗として開業されました。
福栄堂は電気窯での試作まで行いました。なお、この後を継いだ中村長寿堂の中村久太郎が大正の中頃、九谷焼最初の電気窯を完成させました。

電気窯に着目した桑田の功績は大きかったといえます。
福栄堂は、昭和10年(1935)、桑田が59歳のとき、閉店され、事業は屋号の福栄堂と共に同店の店員 柿沢友吉に譲られました。

盃は白粒が施されており、能の「高砂」の歌が書かれています。

夫婦の祝い事で送られたものでしょうか、大変縁起の良いものだと思います。

一点一点職人による手作業なので、現代の大量生産とは違い、各々の作りが違います。

そこを楽しんでいただければと思います。

ヤフオク出品中です。お見逃しなく。

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中野区にて、趙治勲・名誉名人直筆「揮毫碁盤」を買い取りさせて頂きました。


囲碁のプロ棋士で名誉名人である趙 治勲(ちょうちくん)は、韓国釜山広域市出身で、1956年生まれ(現在66歳)
わずか6歳で来日した趙 治勲は、木谷實に入門後、12歳でプロ試験合格、当時は入段最年少記録者で二段となります。
本因坊10連覇の功績により特例で60歳未満で名誉称号を名乗り、 数々の大一番で見せた勝負強さから、「七番勝負の鬼」の異名を取りました。
今回は、その不屈の闘志と勝運を込めて自ら筆を揮った、趙 治勲、直筆入りの碁盤をご紹介致します。碁盤としては最高峰と言える、榧の木を使用しています。
碁盤の裏には『龍翔雲起・りょうしょううんき』と書かれています。これは、龍が翔び、雲が生じるという吉兆のしるしを表し、みなぎる闘志でもって自ら勝運をもた
らそうとする不屈の人、趙 治勲ならではの言葉です。こちらはヤフオク出品予定ですので、どうぞお楽しみに。

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杉並区にて下賜品『金彩鳳凰菊紋図』白磁盃を、買い取りさせて頂きました。

下賜品(かしひん)とは、皇室や宮家に対して功績があった場合や、皇室のためにお勤めをした時に賜る品のことです。

現在は下賜品を賜る機会は少なくなりましたが、戦前は下賜品を賜る機会も多く、シガレットケース、ボンボニエールのほか、花瓶、盃、懐中時計など、さまざまな品

が下賜されました。今回ご紹介の下賜品『金彩鳳凰菊紋図』白磁盃は、名工の手により、皇室を象徴する16枚の花弁を持つ「菊の紋」が刻印されています。

日本の伝統技術や国内産業を保護し、育成する役割も持つ皇室下賜品は、質・希少価値共に高まっています。こちらはヤフオク出品予定ですので、どうぞお楽しみに。

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武蔵野市にて作品、人間国宝・金城次郎の作品を買い取りさせて頂きました。

今回は、金城次郎の作品、海老紋の抱瓶と魚紋の花瓶をご紹介致します。

抱瓶(だちびん)と呼ばれる、沖縄地方で用いられる携帯用の酒瓶は、腰に付けやすいように、胴の横断面が三日月形になっています。それぞれ、線彫りによってダイ

ナミックでユーモラスに描かれた海老や魚は、金城次郎作品の代表する絵柄となっています。また、くすみのある渋い茶色と緑がかった茶色から成っており、素朴な色

合いの中にもどっしりとした重量感と風格があり、技巧の高さが垣間見える作品です。

金城次郎(1912~2004年)は沖縄県那覇市に生まれました。沖縄の伝統工芸である壺屋焼の窯が近所にあったこともあり、幼い頃から陶芸に親しんでいました。

12歳という若さで陶工の道に進み、壺屋の名工・新垣栄徳の製陶所に陶工見習いとして入所し、作陶の基礎を学びます。太平洋戦争中は制作を中断しますが、

1946年次郎34歳の頃、自らの工房を開き、独立します。もともと壺屋焼は日用使いの道具をつくることが目的でしたが、日常的な暮らしの中の日用品に<用の美>を見

出そうという民芸運動に合致し、さらに次郎の尽力により芸術作品にまで昇華させました。明治以降になると、いったん壺屋焼は安価な焼物の大量生産に押されて生産

が下火となります。しかし大正時代に入ると民芸運動の高まりとともに注目されるようになり、遂には1985年、次郎は、沖縄県で初めて人間国宝に認定されました。

こちらはヤフオク出品予定ですのでどうぞ、お楽しみに。

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