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東京西荻窪アンティーク道具屋慈光の日々

新着商品入荷情報や西荻アンティーク街情報やら日記です

田辺三重松 の油彩画 『雄阿寒岳』 をヤフオク!に出品中です

田辺三重松『雄阿寒岳』油彩画
終戦後の昭和の北海道を代表する洋画・風景画の巨匠、指導者といわれます田辺三重松(1897~1971)の油彩画 『雄阿寒岳』 をただいまヤフオク!に出品いたしております。
函館の生まれで、1950年代末に東京練馬に居を移してはおりますが、その画生を通じて故郷の北海道の大自然を専らの作画対象とし、力量感漲る筆致と豪胆な色遣いの風景画を多く残しています。
石井柏亭、安井曽太郎、児島善三郎らの薫陶を受け画力を磨き、二科展入選の常連となるなど戦中には画壇で認知され始めましたが、教職を離れて画業に専念したのは戦後になってから。敗戦直後の混迷期ながら、意欲的に活動し、行動美術協会と全北海道美術協会(全道展)の創立に他の同志と共に参画。その後も在野の画家として地道に邁進し、その成果として『夏の中禅寺湖』の制作を厚生省から依頼され、また『昭和新山』が文部省の買い上げとなるなど、昭和30年代にひとつのピークを迎えていた感があります。
その昭和30年代あたりから、おのが感動と情念を力強い輪郭線と色面の対比によって表現するスタイルへと傾斜を強めた(写実を離れたか)といいますので、本作もこの時期に描かれたものではないでしょうか。山腹に大胆に描き込まれた紅のうねりが異様な迫力を見る側に感じさせ、画幅30センチ弱というサイズを失念させます。
今回の雄阿寒岳は氏が何枚も描いている活火山、晩年には事故で右目の視力を失う不幸に遭いながらも描き続けたといいます、そのいかにも活力と荒々しさが本領の彼に似つかわしいテーマであるといえそうです。

お問い合わせ先
info@antiquesjikoh.com
(有)アンティーク・ネット慈光
TEL/FAX 03-3395-7481
営業時間 10:00~18:00(水曜日休)


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平山郁夫の『銀閣寺』(限定 シルクスクリーン HC版) を中野区にて買い取り致しました

平山郁夫 銀閣寺 シルクスクリーン ed.HC
昭和の日本画壇の風景画の両雄と申せましょうか、東山魁夷と並び遍く知られる平山郁夫のシルクスクリーン作品『銀閣寺』が入荷いたしております。
公式には1980年代に150部限定にて刷られたもので、この品自体は「商用流通除外作」にあたるHC版となります。
孔版での刷り技法を基に、一部に岩絵絵の具を使用、そして一瞥してそれとお分かりになりましょう、上空それに加え窓枠などに金箔押が贅沢に施され、落ち着いた佇まいの中に銀閣にしては意外にも仄かながら豪奢な香りが漂います。
京の三閣のひとつでユネスコ世界遺産に登録される銀閣といえば、室町八代将軍足利義政の建てた、書院造と禅宗様式の東山文化を代表する、侘び寂に繋がる枯淡幽玄の文化芸術の象徴。それに敢えて(金閣に伍すべく?)金箔がそこここに用いられましたのは、当時のバブル景気に躍っていた我が国の経済情勢の為せる業であったのかも知れません。
なお、画題では銀閣寺とされていますが、これは本来寺院全体の通称、総称であり、この観音殿の楼閣建築のみを指す場合、正確を期すなら単に銀閣あるいは慈照寺銀閣とするのが適切と考えられるそうです、コレ試験に出ます(w)。

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池田満寿夫の版画『黒い真珠』(1986) を練馬区にて買い取り致しました

池田満寿夫 黒い真珠 エスタンプ リトグラフ 1986年 (原画1976年製作水彩画)
漆黒の闇に呑み込まれていく女性の後ろ姿がエロスを醸す、池田満寿夫のリトグラフ作品 『黒い真珠』 を買い取りさせていただきました。
絵画や版画にとどまらず、書や陶芸・彫刻、更には芥川賞を受賞した文学や映画監督業、果てはテレビ出演までと、固定的な芸術の枠組、範疇を超えて多彩な分野で並々ならぬ才能を発揮した、昭和後期のマルチ・アーティストと呼ぶべき存在の池田満寿夫。その多才さゆえに(やっかみも加わり?)却ってその諸作品は正当な評価を受け難くなっているのは皮肉ではありますが、少なくともその絵の世界における個性と独創性には疑いの余地は小さいのではないでしょうか。
本作の原画は1976年制作の水彩画だとのことですから、奇しくもかの小説『エーゲ海に捧ぐ』を丁度執筆中であった時期に重なり、40代初めの脂が乗りきった頃といえましょう。当版画は、本人による自刻スタンプ押印の16版重ねによるリトグラフとなり、280部限定の1番となっております。
個人的な述懐として、満寿夫の作品としてまず念頭に浮かびますのは、一般に有名な本作のようなエロティシズム、官能性を押し出したものよりも、対照として併映しましたジャズCDジャケットに用いられたような(原題『サムシング』[1966年制作の銅版画でオリジナルは緑基調]、なお中味はマイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、ビル・エバンスの3巨頭が一堂に会した数少ない音源を収めた秀作)、抽象性の濃いコラージュ作品の方なのですが、いずれにしましても彼の一連の作品の評価が定まるにはまだまだ時間が必要であるのかもしれません。

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清原啓一の油彩画を武蔵野市で買取させていただきました。

清原啓一

清原啓一の油彩画を武蔵野市で買取させていただきました。

◆清原啓一 (きよはらけいいち)
1927年、6月富山県砺波市に生まれる。
1952年、明治大学政経学部卒業。
1959年、光風会会員推挙。
1976年、日展会員推挙。
2002年、日本藝術院賞・恩賜賞受賞、日本藝術院会員に任命される。
現在、日本藝術院会員、日展常務理事、光風会常務理事。

清原啓一といえば鳥と花の絵が有名で数多くの鳥花の絵を制作しています。

買取させて頂いた絵も赤絵の壺にバラが生けてある素晴らしい作品です。

状態も良く6号サイズなので場所選ばす飾れます。

現在、ヤフオク出品中なのでお見逃しなく。

慈光では絵画や掛軸の買取を行っております。

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世田谷区にて手塚治虫ら著名漫画家の版画を複数買い取り致しました

漫画家 版画 シルクスクリーン 1976 手塚治虫 永島慎二 馬場のぼる 他
それぞれ1976年に500枚限定で刷られたとみられます、往年の著名漫画家(・絵本作家)たちの原画からおこされた版画(シルクスクリーン?)を6点ほど買い取りさせていただいております。
ひとまず抜粋し画像アップ致しましたのは、泣く子も黙る多言無用の手塚治虫、青年漫画の教祖とも評され波乱万丈の人生を送ったピエロ好きの永島慎二、前記手塚との親交が深く共に児童漫画家三羽烏と評された馬場のぼるの3名のものです。いずれも、右手下部に鉛筆にて直筆と思われるサインが書き込まれております。
額装はされておりませんが、刷られて40年以上もの歳月が経つものとしてはみな保存状態はとても良好、色彩の鮮やかさをご確認いただきたいです。フレームマージン除く実際のプリント部はほぼA4サイズ相当で、使い回しの利く大きさといえそうですね。ヤフオク!への出品をお待ちください。

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