杉並区にて井上萬二 白磁彫文蓋付汲出碗を買取させて頂きました。
略歴
1929年佐賀県有田町生まれ
1987年9月日本伝統工芸展文部大臣賞受賞1987年文化庁文部大臣賞作品買上げ
1968年〜2017年日本伝統工芸展入選 日本工芸会正会員
1995年5月重要無形文化財指定(人間国宝)
1995年日本伝統工芸展鑑査委員 究極の陶芸「人間国宝八人展」出品
1997年11月紫綬褒章受章
2003年8月日本伝統工芸展審査員
2003年11月旭日中綬章受章
2012年9月・12月文化交流の為、ニューヨーク・香港にて個展現 在日本工芸会参与 有田町名誉町民
井上氏は、軍人になりべく海軍予科練に入りますが復員し、父親の勧めで働いた柿右衛門窯で大物ろくろ師として名高い初代奥川忠右衛門に出会います。
初代奥川忠右衛門の下で働き、後に白磁の第一人者として平成7年の「人間国宝」認定となりました。
白磁は平凡な形が一番難しく、卓越した技術が必要で「伝統工芸の世界では用と美を兼ね備えて初めて人間性あふれる作品が生まれるものと信じている」と語っています。
こちらの汲出碗も、黄金比のような完璧なフォルム、笹の彫りも美しく仕上がっています。
特に私が驚いたのは、摘みの持ちやすさ、まさに用と美を兼ね備えているなと感じました。
こちらの商品は、ヤフオク出品予定です。
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