油絵です!日本ではまず手に入らない画家だと思います!
画家の名前はイ・マディ・スリタ/I Made Surita
調べてみると、インドネシア/バリでは著名な画家で、インドネシア、その他海外での活躍が多数。
簡単な略歴をご紹介。
I Made Surita(イ・マディ・スリタ)
1951 インドネシア/バリ島-パヤンガン生まれ
1968 インドネシアの芸術教育機関Sekolah Seni Rupa Indonesiaで絵画を学ぶ
1971 インドネシアで著名な新聞の記者として働くかたわら、自分自身のスタイルを模索する
1988 バリ島の文化や生活に根ざした温かみのある独自の表現を確立。国内外から注目を集める1993,1994,1996,1998,1999 シンガポールのギャラリーで個展を多数開催 オーストラリアダーウィンミュージアムにて個展
1997 オーストラリアダーウィン・パーラメントハウスに於いて個展開催
<スタイルについて>
ジャワ島、カマサンのクルンクン宮殿のす装飾美術などに代表される伝統的な表現様式※、さらに1960年代にインドネシアバリ島で一世を風靡した、ヤングアーティストスタイル、この二つの様式を独自にミックスしたスタイルが特徴です。
※ジャワ島カマサンのクルンクン宮殿に代表される独自の文化は、15世紀から17世紀に栄えたスマラプラ王朝の美術様式でインドネシア/バリ/ジャワ美術のとても重要なルーツといわれています。
自身のルーツを踏まえたうえでの自らの絵画表現に於いて、とても重要な要素だったと画家自身によって語られています。
<クルンクン宮殿装飾>
さらにSuritaにとってのもう一つの重要な要素、「ヤングアーティストスタイル」young artist style。1960年代のインドネシア美術界においてとても重要な潮流だったようで、Suritaもかなり影響を受けたようです。
オランダ人画家アリー・スミットの影響により1960年代に一世を風靡した極彩色を用いた様式
〈主な特徴〉
- 独創的な明るい色使いが特徴
- 祭礼や農耕、闘鶏などの日常生活をテーマ
- 左右対称、並行型の独特の構図でモチーフを配置、ストーリー性がある
<Young artist style>の例
確かにカラフルな画面から影響を受けていることを感じますね!
インドネシア/バリ島をルーツに持つ独特の色彩の画家、イ・マディ・スリタ/I Made Surita。
カラフルで楽しげな画面は見ていてとても楽しいですよ、オススメです!
ぜひ店頭でご覧下さい!お待ちしております!
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